メキシカン・パーティー

Hola!! Cómo están??　こんにちは！メキシコ海外実践教育プログラムに参加している、工学部機械物理系学科1年の田邉康裕です。

私たちは9月8日から9日にかけてファミリー・ディ・キャンプを行う予定でした。しかし、ホストファミリーをして頂く予定だった家族の都合や、数日前からハリケーンが近づくこともあり、残念ながらファミリー・ディ・キャンプは中止となりました。しかしその代わりとして、9月14日にメキシカン・パーティーという形でホストファミリーとの交流の場が設けられました。今回はその時のことについて報告します。

パーティーの会場となった場所は市内の中心地にあり、メキシコの伝統的な家具や調度品を揃えた大きな会場でした。会場の中に入ってみると、予定より少し早い時間だったため、まだあまり人が集まっていなかったということもあり、私たちは、レストランの方から説明を受けながら会場内の見学をしました。館内にはメキシコで有名なアーティストの骸骨の作品や、死者の日にまつわる置物や絵、人形など、メキシコらしいカラフルな物が置かれていました。

その後ホストファミリーが徐々に集まりパーティーが始まりました。ホストファミリーの皆さんはとても親切で、初めて会った私たちに対して、以前からの知り合いのようにずっと話しかけてくれ、とても居心地が良かったです。出てきた料理には、Frijol（マメ）などのように、すでになじみのあるものから、大きなトウガラシをチーズでコーティングした料理など、色々ありました。

食事の途中にはメキシコの伝統ダンスのショーが始まり、会場内の何人かは一緒に踊りだし、とても盛り上がりました。パーティーの時間が終わっても、まだ延々と話が続き、こちらでのファミリーとの親睦が深まり、短い間ではありましたがとてもよい交流ができました。（工学部機械物理系学科　1年　田邉康裕）

 

　　

 

 

 

独立記念日

 

Hola!　工学部化学バイオ系学科2年の森脇です。今回は独立記念日のことについて書かせていただきます。

皆さん、メキシコの独立記念日を知っていますか？メキシコの独立記念日は9月16日です。その前日の9月15日の夜にはEl Gritoという前夜祭がありました。州庁舎のイベント会場には大きなステージが用意されており、大勢の人が早くから集まっていました。会場ではメキシコ料理の屋台などもたくさんあり、とても賑わっていました。

私はUABCSのサポート学生の友達と一緒に行ったのですが、友達がメキシコの伝統的な洋服を貸してくれて、髪形もセットしてくれて、気分はすっかりメキシコ人でEl Gritoに参加しました。会場には、小さな移動式遊園地みたいなのもあり、遊園地を存分に楽しんだ後、ステージの近くに行くと盛大な花火が打ち上がりました！！たくさんの花火が打ち上げられて、El Gritoが行われました。そして独立記念日がメキシコ人にとって、とても重要な行事だということが実感できました。

そして、翌日の9月16日はダウンタウンのMalecon（海沿いの通り）で朝からパレードがありました。El Gritoは夜だったので、朝起きるのは大変でしたが頑張って早起きして、朝みんなでMaleconに向かいました。パレードでは、地元の学生さんや警察官の方など多くの人が行進していました。カウボーイなども馬に乗って行進していて見ていてとてもおもしろかったです。学生さんたちは学校の制服を着て行進していたのですが、日本の制服とはずいぶん違っていて、とても興味深かったです。また、学生さんたちがみんなすごく大人っぽく見えて、私は自分が幼く見えるなあとしみじみ思いました。

日本には独立記念日はないし、建国記念日はありますがメキシコのように国民みんなでお祝いするような習慣はないので、とても新鮮で貴重な経験になりました。国民みんなが独立記念日を喜んでいることがとても素敵なことだと感じました。この素敵な日を現地の友達と過ごすことができてとてもうれしいです。（工学部2年　森脇)