H26年度ラパス便り第5回

平成26年度メキシコ海外実践教育プログラム参加学生さんたちからの第5週目の活動報告です♪
 

講義・フィールドワークについて

メキシコに来て、もう早いもので1か月が経ち日々の生活スタイルにもようやく慣れてきました。本当にあっという間の1か月です。
 先週までハリケーンの影響で大学が避難所として使用されていたため、その代わりの場所として語学学校または学生寮で英語やスペイン語、UABCSの先生たちの講義が行われました。
 今週からは、2週間ぶりにUABCSでの講義が再開され、初めてCIBNORでの講義もありました。講義では南バハカリフォルニア州の農業や水資源などローカルな内容から、地球の気候変動などグローバルな内容まで、とても興味深く面白いです。また、英語やスペイン語の授業ではディスカッションやゲームをとおして語学を学ぶことができ、何より先生がわかりやすく丁寧に教えてくださるのでとても充実しています。ホームスティの開始日が近づいてきたので、それに向けてもっと語学の勉強を頑張っていきたいと思います。(
農学部3年萩原

 

メキシコ・ラパスについて

 こんにちは、今回はメキシコの少し怖い話をします。それは...デング熱です。名前はよく日本でも耳にしますね。ウイルスを持った蚊に刺されることで感染し、致死率は低いですが怖い病気です。メキシコというと乾燥したイメージで蚊なんていないと思いがちですが、意外とたくさんいてかなり厄介です。特に今ラパスは雨期で、雨が降ったあとには蚊が大量発生します。

 そのため、蚊よけの対策は必須です。そこで蚊よけグッツを紹介します。まずは蚊よけスプレイ。これは日本ある蚊よけのスプレイのような感じですが、強烈な匂いがします。

 そして、私がメキシコの友達に紹介してもらったのが下の写真の蚊よけリングです。手と足に一つずつつけるとなんとなんと蚊が寄ってこなくなるという代物です!!しかもデザインもかっこいい!!しかし、これもまた強烈な匂いがするという欠点が...。とはいえ、デング熱にかかるよりはましなので、私はこのリングを愛用しています。いろいろ蚊よけの対策はしてはいますが、いつもどこかを蚊に刺されているような状態で、いつデング熱にかかるのではとビクビクしながら生活しています(笑)。帰国までメンバーの誰もデング熱にかかることなく帰国できることを願っています。(農学部3年福田) 

 

 

 

コラム

 Hola!日本はそろそろ涼しくなってくる季節でしょうか。こちらはもう何度目か分からないハリケーン(ほとんどは雨だけで終わります)の影響により、とても蒸し暑いです。

 平日は講義やフィールドワークで忙しい日々ですが、土日は寮でのんびりしたり、街へ出かけたり、メキシコの友達と遊びに行ったりなど、各々自由な時間を過ごしています。

 そんな中、この週末を利用して、寮から徒歩10分のところにある爬虫動物園へ行ってきました。この動物園はヘビやカメ、ワニ、イグアナなどの爬虫類200匹以上に加え、鳥や魚も飼育しており、ほとんどはメキシコに生息している種ですが、中にはアフリカや北アメリカから連れてきた生物もいるようです。また、この地域で絶滅にさらされている種の繁殖も行っているそうです。日本では見られない様々な生物を至近距離で見ることができ、カメや鳥には餌やりができたり、優しい飼育員さんがイグアナを触らせてくれたりと、大満足の時間でした。(農学部3年藤井)