H25年度ラパス便り第5回

メキシコについて

 今回はメキシコのスーパー事情についてお伝えしようと思います!私たちは寮から歩いて10分もかからないところにあるMEGAというスーパーをよく利用します。同じ建物内にSUSHI ZONEという寿司レストランや、映画館もあります。

 スーパーに着いたらまず、大きな手荷物は預けることになっています。防犯のためのようですが、そこはよく無人になるので、逆に私たちが被害に遭うのではとひやひやします。スーパー内は食料品だけでなく、本・雑誌、おもちゃ、工具、園芸品など様々なものが揃っています。野菜や果物は量り売りされており、現地の人がバナナの房をちぎってレジに持って行ったのを見たときは衝撃でした。またウチワサボテンなどメキシコならではのものが売ってあるなど、よく観察してみると中々面白いです(ただ、個人的にサボテンはあまり好きな味ではありませんでした)。ポン酢や醤油、わさびなどの日本食も少し置いてありますが、値段が高く、日常的に利用する商品としては手が付けにくいのではないかと思います。中には「ゆかいクッキー」など、日本人だと笑ってしまうような面白商品も発見しました。

また、スーパーはスペイン語の勉強にも役立ちます。じゃがいも(Papa)、玉ねぎ(Cebolla)、ハム(Jamón)、チーズ(Queso)、牛乳(Leche)などなど、何回も商品を買う内に単語も覚えられました。商品の場所を店員さんに尋ねたりするのも、私たちにとってはスペイン語の良い練習になっています。(農学部3年N.I)

 

 

 

コラム(10月13日)

 

今週はこの前ハリケーンで休校になったスペイン語が映画館でありました。

映画館までは徒歩で50分ぐらい掛かるのですがバスでの行き方が分からなかったので徒歩で行くことにしました。その途中私達は後ろからいきなり“僕の日本語聞いてもらっていいですか”とバイク組二人に話しかけられました。一人はアメリカ人風の人、もう一人がドレッドヘアーのいかつい人でした。その人達は日本語で“君達日本人だよね。僕日本語ちょっとできるから一緒に話さない”と言われ戸惑っていると“君達今バケーション?いいね”と色々流暢に言われたので僕たちが“何でそんなに日本語できるんですか?”と聞くと“だって俺日本人だもん”と返されました!私達はびっくりしました。その人は中学校まで東京に住んでおり、高校からハワイにそして5年前からメキシコで働いているという事でした。その人はこれから家に帰り寝て次の日にワールドクオリティの波があるトドサントスでサーフィンをするらしいです。

メキシコでは色んな人達と新しい出会いがあり楽しいです。(農学部3年 H.I)