学長と留学生との意見交換会を開催しました。

おしらせ
留学生対象
公開日: 2025/12/23

 

2025年12月12日に原田学長と本学に在籍する留学生との意見交換会を開催しました。

この意見交換会は、学長と留学生が直接対話する場を通じて、留学生が日々感じている課題やニーズを把握し、今後の留学生サポートや、大学の更なるグローバル化につなげることを目的として実施しています。

当日は、11か国17名の留学生が参加し、原田学長に加え、景山理事(研究担当、国際交流担当)、坂口理事(教育担当、IT担当)が各グループに加わり、活発な意見交換が行われました。

意見交換では、留学生から、将来の目標として
「日本の教員免許を取って、日本に残って教師になりたい」
「日本語と英語を使ってコミュニケーションするような仕事をしたい」
「過疎問題について学び、自国の過疎問題の解決に貢献したい」 
「日本と母国を結ぶ架け橋になりたい」
といった声が聞かれました。

また、鳥取大学での学びや印象については、
「研究室の雰囲気や先生と学生の関係が近くて良い」
「乾燥地研究やきのこ研究など、特色のある研究分野がある」
「最新の設備が整っている」
といった感想が寄せられました。

生活面の変化としても
「地域の人たちとの交流をして知っている人が増えた」
「スーパーでの買い物が問題なくできるようになった」
など、徐々に日本での生活に慣れてきている様子が伺えました。

一方で、日本での生活における悩みとして
「ハラル食品が食べられる場所が少ない」
「日本人の友達を作るのが難しい」
「日本での市役所や銀行での手続きが困る」
といった課題も共有されました。

意見交換会は終始和やかな雰囲気の中で進み、参加者からは
「自分の意見を共有し、それに対する肯定的な反応や評価を得られたことを心から楽しめました。本当に素晴らしいセッションでした。」
といった感想が寄せられました。