学生さんのレポートにも詳しく書いてありますが、22日(金)はCIBNORの創立記念行事がありました。CIBNORは1975年10月20日に創立。当時まだラパス市内の一角の、とても小さなブロック塀の建物からのスタートだったとのことです。現在はラパス市内からの約20キロ北上したComitanというエリアの海沿いに、300ヘクタールを超えるよ大な敷地を有するまでに拡大しています。
お祭り好きなメキシコ人にとってAnniversaryはパーティをするのに持って来いの口実。毎年10月20日あたりの州を「創立記念週間」として、スポーツ大会やイベントが実施されるのですが、今年は35周年という区切りのため、いつもに増して大がかりなイベントが目白押しでした。
35周年創立記念週間の最終を締めくくる22日(金)のセレモニーには、メキシコ国家が流れる中の軍隊による国旗掲揚に続き、Hernandez所長による「CIBNOR35年の歩み」についての発表が行われました。その中にはちゃんと鳥取大学との関係も盛り込まれていました。そしてこれは毎年行われるのですが、勤続年数35年、30年、25年、20年のスタッフへの感謝状授与式も行われ、なるほど、こんな風に仕事に対する忠誠心が養われるのかと、感じた一瞬でした。
そしてこの日の夜には盛大なフィエスタ。通常の創立記念パーティは、CIBNORの中庭で行われることが多いのですが、今回35周年だけあって、今年できたばかりのビーチリゾートエリアCoromuelビーチでのパーティ。みんなこの日は葉やウから帰宅して、美容院へかけつけ、とびきりおしゃれをしてパーティに挑んでいました。特別招待状をもらった学生たちもこの日は浴衣で出席し、「一緒に写真を撮ってから!」と次々に頼まれる様子は、いわば芸能人ばり?
しかし毎度のことながら、彼らのイベント、特にパーティの企画力には本当に感心させられます。(CIBNORにはイベント係という部署が存在します。)そして、満月と星空と大音量の音楽の下、深夜までひたすら踊り続けるメキシコ人CIBNORスタッフの皆さんに、・・・”Muchas Felicidades!!35周年主出とうございます”