メキシコ海外実践教育プログラム

プログラム概要

 

~持続性ある社会の構築に向けた国際人養成~メキシコ海外実践教育プログラム

鳥取大学では、「知と実践の融合」を教育研究理念と定め、「持続性ある生存社会の構築に向けて」を国際戦略として、実践力の強化と教育の国際化の推進により、国際社会で活躍できる人材の育成に努めてきました。

「メキシコ海外実践教育プログラム」は、本学の教育研究理念及び国際戦略をベースに、国際的な大学間連携と全学的な協力体制のもとで実施するものであり、国際的な観点から問題意識を持ち、国際感覚と課題解決能力に優れた国際人の育成を目指す本学独自の教育プログラムです。本プログラムでは、メキシコの南バハカリフォルニア州ラパス市に位置する、南バハカリフォルニア自治大学(UABCS)と、メキシコ北西部生物学研究センター(CIBNOR)に、全学から募集、選抜した最大10名の学生を約6週間派遣し、UABCSとCIBNORの教員・研究者による英語での講義・調査実習を実施します。

さらに、本プログラムでは、メキシコの地域性を重視したカリキュラムとするため、フィールドワーク及び現地学生との協働を重視するとともに、現地の地域社会との関わりを深めるプログラムとしています。

目的

本プログラムは、本学の教育グランドデザインである豊かな「人間力」の養成と、国際的な視野及び国際感覚に優れたタフで実践力のあるグローバル人材を育成することを目的としています。

この目的を達成するため、学生は日本とは異なる自然環境、社会・文化環境を有するメキシコに約6週間滞在し、英語及びスペイン語による実践的なフィールドワークや様々な課題に取り組むと共に、異文化への理解及び異環境への適応力など、グローバル社会において中核として活躍できる人材としての基礎的能力を修得します。更に、本プログラムでは、自ら課題を見いだし、その課題解決のために自助努力できる自立したグローバル人材の育成を図ります。

2023年度夏期募集案内

プログラム内容説明

5月15日に実施した個別説明会の動画です。
プログラムの詳細はこちらから確認してください。

動画のPDF資料

実施期間

2023年8月17日(木)〜9月29日(金)※移動日含む

定員

10名
申込者多数の場合は、GPA、TOEICスコア、申込書の内容により選抜します。

参加条件

・「海外安全マネジメント」を受講済みまたは履修中の者
・学部2年生以上
・スペイン語の学習経験者(を優先する)
・事前研修に参加できる者(10回程度。6〜8月の昼休み)
・事後研修に参加できる者(アンケート、報告書の提出、経験発表)

費用

45〜50万円
渡航費、宿泊費、授業料、校外研修参加費を含む。
(成田空港までの国内移動費、海外旅行保険、食費、パスポート申請代金は別途必要)

JASSO奨学金

最大7名の学生に、6万円/月の奨学金を支給します。
(GPA、英語力、および家計状況から受給者を決定します)

 

23年度参加学生のみなさんへ

事前研修について

 

これまでの活動報告

活動報告(ラパス便り 2019年度実施分) 

メキシコから学生の声を掲載しています。

報告書
平成30年度報告書
R1年度報告書
成果報告会 (平成29年度実施分)

メキシコから帰国した学生が、研修成果を報告します。

実施場所

メキシコ合衆国 南バハカリフォルニア州ラパス市
南バハカリフォルニア自治大学(UABCS)
メキシコ北西部生物学研究センター(CIBNOR)


 

過去の派遣学生数

15名程度(TOEIC及びGPA、応募理由書の評価等から選考)
平成26年度 16名:地域学部1名、農学部15名
平成27年度 13名:工学部1名、農学部12名
平成28年度 9名:地域学部1名、農学部8名
平成29年度 12名:工学部2名、農学部10
平成30年度 5名:工学部3名、農学部2名
令和元年度  9名 : 地域学部3名、工学部1名、農学部5名

実施科目

〈語学〉
海外語学学修A(UABCS実践英会話)(1単位)
海外語学学修A(UABCS実践スペイン語会話)(1単位)

〈講義&フィールドワーク〉
海外実践学修A(持続可能な社会)(1単位)
海外実践学修A(技術開発・イノベーション)(1単位)