カナダ英語研修

令和元年度参加

私は,今回の研修に対して、主に英語力の向上を目的として参加しました。現地の学校の初日に受けた振り分けテストで配属が決まったのは今回開講されていたコースの中で最上級クラスのsection6。英語が話せることは前提でガンガン話していこう!という雰囲気を感じるクラスで、私の語学研修は始まりました。クラスメイトのメキシコ人やコロンビア人、エクアドル人などとはすぐに打ち解け、学校の授業中や授業後、休日も含めて色々な話をしました。一番多く出た話題はお互いの国の文化の違いについての話で、物を見た時の捉え方や価値観、宗教観等の様々な違いについて知識を深めることができました。

また、カナダが多文化主義国家であることを多々感じた研修でもありました。カナダは移民や移民2世が国の人口の大きな割合を占める国であり、日本のような単民族国家と異なりお互いの常識が異なります。お互いにお互いのことを無言で察するというような日本でよく感じる文化が希薄な代わりに、自分の意見を言葉で発信する必要性をかなり感じました。意見を発信してくれた相手を尊重し例え自分と違った文化を持った人でも爪弾きにしたりする事はないという文化は自分にとってとても目新しく映りました。一方日本人以外の方々と話していく中で「日本人はどうしてあんなにシャイなのか、何か意思を示して欲しい時も無言で困った顔をされる」という話を何回か聞くことがあり、自分も直さないと、と思って滞在中は意識的に自分の意見を出すことを心掛けていました。

元々自分の性格は内向的で、あまり人に自分の考えていることを発信することは得意ではなかったのですが、今回の研修を機に自分の意見を発信することに物怖じすることが減った気がします。将来は今回の経験を活かし、海外の大学院進学も検討してみたいと思います。

平成30年度参加

農学部2年生

今回が初めての海外、初めての留学だったため、不安しかありませんでした。でも、カナダでの日々は毎日が刺激的で素晴らしい経験ばかりでした。自分に足りない力をこの留学を通してたくさん得られたと思います。ホストファミリーには自分から話しかけないと話してくれない、授業も自分の意見を言う機会が多く、最初の頃は大変でしたが、帰国する時には全て良かったと思えることばかりです。また、毎日イベントがあり、他国の友達もでき、本当に充実していました。留学に難しいイメージをもっていましたが、チャレンジすることは大切だと強く感じました。もし留学に興味を持っている人がいるなら、絶対行ってみるべきだと思います。

平成29年度参加

医学部4年生

授業のディスカッションでは難しい議題が多く、なかなか意見を言えませんでした。自分の語学力不足のみでなく国際問題に対する意見の無さを痛感し、普段から英語の記事や雑誌に目を通して英語力のみでなく世界の現状について深く学んでいきたいと思いました。放課後や週末には毎日のようにactivityが用意されており、特にナイアガラの滝は想像以上に壮大で、今後も自分の目でいろいろな国を見たいと強く感じました。4週間は長いようで短かったですが、出会いと思い出の詰まった最高の夏休みになりました。これからも機会があれば積極的に海外に行き、自分に挑戦し続けたいと思います。