タイ海外体験プログラム

令和7年度参加学生

工学部2年生

 このプログラムに参加したきっかけについて書こうと思います。私は英語を使った実践的なことは何もしたことがなく、まず今まで学んできたことを少しずつ出せるようになったらいいなと思いました。またタイではたくさんの文化があるということを聞き、自分の視野を広げるきっかけになるのではないかと思い、参加しました。

私は8月30日から9月10日の12日間、タイに行きました。ドンムアンではサイアムを中心にショッピングモール、市場や寺院を見て回り、サコンナコンではカセサート大学の学生さんと交流しながらフィールドワークをおこないました。その中でカセサート大学の学生さんと一緒に班ごとに決められたテーマについてプレゼンをしました。私たちの班のテーマはタイの果物やスイーツなどだったので、タイの家庭でよく食べられている果物の紹介やスーパーマーケットと市場における値段の違い、それぞれの果物の健康効果について調べました。

タイでの生活やカセサート大学の学生さんとの交流で自分が使う英語が多少拙くても通じることがわかりました。英語力にまだ自信はつきませんでしたが、言語の違いによる壁のようなものはずいぶん少なくなり、どんどん話していきたいと思うようになりました。またタイに到着してすぐは文化の違いに驚いたりすることも多くありましたが、3日ほどすると柔軟に考えられるようになったのか、少し慣れたのか、少し安心して過ごすことができるようになり、文化の違いも楽しめるようになりました。

今回、私は自分の英語の拙さを改めて実感し、これから英語の授業のようなことだけでなく、英語を使ってたくさん会話をしていきたいと考えています。また、よりたくさんの文化の違いを知ってより広い視野を手に入れたいと感じたので、ほかの国に行くなどし、たくさんの人と交流していきたいなと思います。

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令和7年度参加学生

農学部1年生

 私が今回参加させていただいた夏期タイ海外体験プログラムでは大きく分けてバンコクとサコンナコンの2つの県へ行きました。

バンコクでは様々な市場、スーパーマーケット、モールへ行かせていただきました。その中でも特に印象に残っているのはアイコンサイアムの高島屋見学です。店内を見学し、お話を聞く中、タイでお店を展開する工夫や日本人とタイ人の働き方の違い等を学ばせていただきました。VIPルームに入らせていただいたことは非常に貴重な経験となりました。

バンコクは私のタイへのイメージを大きく変えられました。私はタイはまだ発展途上国というイメージがタイに行く前はありましたが、行った後ではそのイメージががらりと変わりました。ドンムアン空港から出たら高層ビルが立ち並び、電車網も発達しており、何より人々に熱気があり、タイはすごい国だと感じました。ほかに印象に残っていることは日本博覧会でタイの大学生が日本について調べて紹介するブースへ行ったことです。多くの大学の学生が参加しており、彼らは日本語で話してくれて日本人としてすごくうれしく思いました。また私が知らなかったことも知れてよかったと思います。

 サコンナコンでは主にカセサート大学の学生と活動をしました。サコンナコンでは私は英語力、異文化への理解という点で成長したと思います。英語力という点では、タイの学生とのコミュニケーションを英語で行っていたことが要因であると考えます。プレゼンテーションや様々な会話の中で自分の思っていることを伝えないといけない環境で、伝えるために調べたりして、すごく色々な表現を学べたと思います。異文化理解という点では、各班が行うグループワークが大きかったと思います。私の班では魚について調べましたが、基本的には日本との比較を行っていましたので、日本ではこうだったけど、タイではこうだったというように理解を深めやすかったです。テーマは魚でしたが市場へ行って調べることで魚以外のことも知れたのでこれもまた異文化理解の成長になりました。

 私はこのプログラムが初めての海外でしたが、気候、文化、生活など日本とは違うものを確実に感じられたプログラムだったので参加してよかったと思えました。

 

 

 

 

令和7年度参加学生

農学部1年生

 

1.目的

 私は国際交流に関心があり、将来は農業を通じて国際的に活動できる職に就きたいと考えている。しかし、これまで一度も海外へ行ったことがなかったため、このプログラムを通して文化交流や学びを体験し、今後の進路や活動のきっかけにしたいと考えて参加した。

 2.活動内容

 8/30~9/4はバンコク周辺で活動した。ウィークエンドマーケットや市場ではタイならではの商品を見たり、お土産を買ったりした。JETROのタイ事務所やICONSIAM高島屋を訪問し、日本の企業がタイで行っている事業について学ぶことができた。また、ワットアルンやワットポーなどの寺院も見学した。タイの文化を肌で感じることができ面白かった。私がバンコクの活動で一番印象に残っているのはタイ料理教室である。最初に自分たちで市場に行ってこれから調理する食材を揃えたり、ハーブなどの説明があるのがとても面白かった。私は食べることが大好きなので、料理教室を通しておいしい料理を食べることができたのと同時にタイの食文化に触れることができてとても満足している。特にパッタイ(タイ風焼きそば)がとても気に入ったので日本でも作ってみたいと考えている。

 9/5~9/9はサコンナコンで活動した。バンコクに比べると自然が多く、田舎というイメージが浮かんだ。ここではカサセート大学の学生とともに活動を行った。自分にとって海外の学生と活動することは初めての経験で最初は緊張していたが、皆がとても優しくて徐々に解れていった。最終日にカサセート大学の学生と協力して行うプレゼンテーションが一番印象に残っている。限られた時間の中で話し合いを重ね、言語の壁を越えて意見を交換し、共に一つのことを成し遂げるということは自分にとってとても良い経験になった。

3.まとめ

 今回のプログラムを通して、経験することの大切さを学んだ。空気や人々の温かさは画面越しでは伝わらない。自分の経験でしか手に入れることができないモノである。今回の経験を活かし、今後はより広い国際的な視野を持ち、将来に繋げていきたいと思う。