私は元々韓国の文化や音楽が好きで、旅行で訪れることもありましたが、実践的に韓国語を使う機会はなかなかありませんでした。大学4年生になり「留学に行ける最後の機会かもしれない」と思い、今回このプログラムへの参加を決めました。
授業は1日4時間あり、ライティングとスピーキングを中心に行われました。最初は言いたいことがすぐに出てこず悔しい思いをすることもありましたが、先生が丁寧に教えてくださり、繰り返し練習するうちに徐々に自分の言葉で表現できるようになりました。授業の合間にクラスメイトとお互いに分からない所を教え合ったりする時間も楽しく、語学の面で大きな成長を感じました。
また、文化授業や週に1度ある現地学習では、韓国の歴史や伝統文化を実際に体験しながら学ぶことができ、改めて韓国という国の魅力を実感することができました。
さらに、トウミ制度を通して韓国の学生と交流する機会もあり、学んだ表現を実際に会話で使ってみることで、言葉の使い方やニュアンスを体感的に理解できたことがとても嬉しかったです。休日には一緒に食事をしたり、カフェに行ったりして、韓国の文化や考え方、人柄などをより深く知ることができました。
短期間でしたが、学びも出会いも本当に多く、毎日があっという間でした。きっと忘れられない経験になると思うので、迷っている人はぜひ参加してほしいです。
3週間の韓国短期留学を終えて、間違いなく今後何度も「楽しかった思い出」として振り返るであろう、充実した経験になったと思います。鳥取大学からは14名の学生が参加し、初日に受けたテストによって初級、中級、上級のクラスに分けられました。どのクラスも10人ほどの少人数制で、先生や他大学の日本人学生、海外の学生と共に自分のレベルに合った韓国語学習に取り組むことができました。授業では、文法・リスニング・スピーキングなどの座学に加えて、韓国ドラマ、書道、伝統遊び、K-POPといった韓国文化を学ぶ講義もあり、毎日飽きることなく学校生活を楽しむことができました。
私は生まれも育ちも鳥取県で、これまで一人暮らしの経験がありません。そんな私にとって、日本を飛び出し初めて海外で3週間過ごすという今回の留学は大きな挑戦でした。「ハングルは読めるが意味は分からない」「韓国語で上手く会話ができる訳でもない」このような不安を抱えた状態で日本を出発しましたが、結果的にとても充実した3週間を過ごすことができました。日常生活の中で感じた日本との文化の違い、多くの人との交流を通して知った人の温かさ、そして韓国ならではの食べ物の美味しさなど現地に行ったからこその発見がたくさんありました。短い期間ではありましたが、今回の韓国短期留学は私にとって有意義な時間であり、自分の視野が広げるきっかけになったと思います。海外留学に少しでも興味がある人には、大学生という「限られた時間」を活かして、ぜひ挑戦してみてほしいです。
