メキシコ・ラパスで奮闘する学生たちの活動報告を“ラパス便り”としてプログラム実施期間中の8月~9月の間、お届けします♪
⑨発表について (農学部3年)
最終プレゼンテーションでは、多くの人の前で発表を行いました。各日本人学生とUABCSの学生がペアとなり、ラパスでどのようなことが課題となっているのかを話し合い、そこからテーマを決めて私たちにできる身近な解決策を考えました。準備期間はわずか7日という短い時間でしたが、その中で街頭インタビューや学生へのアンケート調査を行い、詳細な数値化された情報を集めました。また、インターネットや図書館の資料を活用しながら下調べを進め、より説得力のある発表にするよう努めました。短い時間の中でみんな四苦八苦しながら取り組みましたが、UABCSの学生は分からない点を一から丁寧に教えてくれたため、無事に発表を終えることができました。この過程を通じて協力し合う大切さを学び、さらにメキシコ人学生との距離が近づいたと感じています。最終プレゼンテーションの前と後では一人一人が成長し、堂々と発表する姿を見ることができ、とても貴重な体験だったと思います。私は人の前で発表することがとても苦手でしたが、ペアのUABCSの学生がたくさんの励ましの言葉をくれて緊張することなく発表出来ました。とても感謝しています。
⑩独立記念日(工学部2年)
メキシコの独立記念日「インディペンデンスデイ」とは、国の独立を祝う特別な日です。普段から賑やかなメキシコですが、この日は町全体が一段と活気に溢れていました。インディペンデンスデイの前日から学校で友達や先生と一緒にダンスをしたり、椅子取りゲームをしたりしながら、楽しくお祝いしました。
その後は、ホストファミリーと一緒にダンスパーティーに参加しました。会場にはメキシコの有名な音楽が流れ、気づけばずっと踊り続けていました。料理も豪華で、伝統的なスープ「ポソレ」をはじめ、お菓子やピザなど多彩な食べ物が並び、初めて会う人とも楽しく会話しながら食事を楽しみました。特に印象的だったのは、ホストマザーがなんと7時間も踊り続けていたことです。会場の中で一番輝いていました。メキシコの人々はみんなダンスが好きなようです。
一方、他の日本人留学生たちは現地の友人の家でテレビを見たり、話したりして過ごしたそうです。その後、インディペンデンスデイ限定の遊園地で遊んだという話も聞きました。私も参加したかったなぁと思います。メキシコで過ごしていると、やりたいことが多すぎて体が足りなくなります。
今回、メキシコの独立記念日を現地で体験できたことは、私の大切な思い出です。現地の人々のエネルギーや温かさを肌で感じ、日本とは全く違う、この国ならではのお祝いの雰囲気を知ることができました。