H24年度ラパス便り第1回

ウィークリーレポート

 一か月のアメリカ・デービスでの語学研修を終え、いよいよメキシコへ到着しました。
9月10日は素敵なセレモニー、そしてホストファミリーとの初対面!そして翌週からいよいよ楽しみにしていた授業が始まりました。
 授業は9時からスタート!1日90分×4~5回なので、普段の大学の授業より少しハードですがUABCSの先生方から受ける貴重な授業を無駄にはできない、と眠気と戦いながらみんなで助け合い頑張って勉強しています!講義の内容はスペイン語の授業をはじめとし、経済、自然、政治、文化について、メキシコ事情を交えて日本と比べながら学習しています。
講義には毎回UABCSの学生が参加してくれ、ときにはディスカッションをしながら、より理解を深めています。メキシコ人の学生たちはとても優しく、おもしろい人ばかり!そして知識豊富なので得ることがたくさんあります。

今週はまだ初めてのことばかりで戸惑うこともありましたが、日本の学生だけでなくUABCSの学生とも助け合いながら、充実したメキシコ研修にしていきたいと思います。

(農学部3年 F.A.)

 

 

 

ラパス・メキシコについて

~Independence Day(独立記念日)~

 9月16日はメキシコの独立記念日です。前日から街はメキシコ国旗の赤白緑色で飾られ、メキシコ人がこの日を心待ちにしていることが伝わってきました。
15日にはラパスのダウンタウンで前夜祭が開かれ、そこに私たちも参加しました。たくさんのイルミネーションや屋台などが設置されており、お祭り気分で楽しかったです。州庁舎前の広場で行われた『Grito』では多くの市民が集まり、州知事の掛け声に続いて「VIVA MEXICO!!(メキシコ万歳!!)」と叫びます。私たちもメキシコ人と一緒に叫び、独立記念日をお祝いしました。メキシコ

中が一つになる瞬間を肌で感じることができるイベントでした。

 

 

翌16日の朝は、海岸沿いの通りで小中高の生徒や警察、軍隊、カウボーイなどのパレードを見ました。行進しているみなさんの表情には自国への誇りが表れているようでした。印象的だったのが、カウボーイのパレードです。日本にはないメキシコ独特のパレードで、伝統衣装を着て馬に乗る姿はとてもかっこよく、近くで見ると迫力がありました。

 

メキシコの文化を肌で感じることができた貴重な2日間でした。 

(工学部 4年 T.O.)

  コラム

 ラパスからの初便りということで、僕たちの生活の中心になる寮について一部、お話したいと思います!僕たちの寮には、『ミーティングルーム』と呼ばれる全員が入ることのできる広い部屋があります。ここにはキッチンやソファ、大きなテーブルがあり、ご飯を食べるのは勿論、全員で話し合って決めなければならないことを決めたり、談笑したりするのに使っています。ご飯は今のところ朝、昼は各自食べたいものを自由に食べるようにし、夜は3人1組の班で全員分を作る当番制にしています。
そして各自のプライベートルームですが、一部屋あたり2~3人程度で男女別々に与えられています。各部屋にはトイレとシャワー、エアコンが用意されており快適に生活させてもらっています。断水が起きたり、雷でインターネットが接続できなくなったり、野良犬や子猫が迷いこんだりと様々なハプニングがありますが、退屈せずに笑いの絶えない毎日を送っています!

(農学部3年 G.I.)