デービス滞在記 第1回 (メキシコ海外実践教育プログラム)

おしらせ
公開日: 2013/08/20

【UCデービスと鳥取大学の違い】

今回私達はUCデービスという大学に1か月間お邪魔することになった。

アメリカの大学は日本の大学とは規模が違い、小さな町を歩いているようで地図が無いと迷ってしまう。

私はデービス大学の企画で、町郊外を探索するというプログラムに参加した。大学には14時に着き、ホームステイファミリーと15時に迎えに来てもらう約束をした。しかし道に迷ってしまい、約束の場所に着いたのが15時40分。でも迷っている間にも色々な発見があり楽しかった。

まず大学内には色鮮やかな鳥や小動物がたくさんおり、その中でもリスが木々を駆け回っているのを見た時は遅れているにも関わらず思わず足を止め、見入ってしまった。また、ボーリング場などのレジャー施設も完備されているのを見つけ、暇な時は大学に来ると一日中遊べるという印象を受けた。ホームステイファミリーに「遅れてしまい本当にすいませんでした」というと「NO Progrem」と許してくれたが、私が逆の立場だと嫌なのでこれからはこういう事が無いようにしたい。(農学部3年H.I)

 

 

 

【カリフォルニアに到着】

飛行機には無事乗れてカリフォルニアに到着した。やはり、グループで行くと頼れる人が周りにいて、安心感があるなと思った。飛行場からデービスに行く途中で立ち寄った休憩場所で、トイレに行った後に戻ってきたら、バスが停まっていた場所になかったため驚いた。集合時間までバスはどこか違う所に停められていたらしい。

ホームステイ先の人と出会った。ファンシーなおばあさんと、犬1匹、猫1匹が出迎えてくれた。もう1匹猫がいるが、どうやら恥ずかしがり屋らしく、2日経っても出迎えてくれなかったが、今日、ホストマザーが引きずり出して紹介してくれた。私のホームステイ先のおばあさんは、健康好きで、私が「ジャンクフードが好きです」と言ったら、「ジャンクフードはダメね」と言われた。おばあさんのガーデンはすごかった。かぼちゃ、トマト(2種)、インゲン(2種)、きゅうり、もも、バジル、ぶどうなどのいろんな物を植えていて、野菜や果物を毎日食べさせてくれる。肉やチーズも、ショップに連れて行ってくれて味見をしてから選ばせてくれた。デザートも作ってくれるので、食卓に野菜や果物がでて健康的だが、量が多く太りそうである。

写真①のサンドウィッチには、トマト、アボカド、チーズ、ビーフ、レタスが入っていて、写真②のスパゲッティ―には、バジル、ナッツ、チーズ、オリーブオイルが入っていて、トマト、インゲン(黄)、きゅうりが付いていた。(農学部3年M.O)

 

【デービスまでの道のり】

忙しく準備に追われつつ、とうとう出発の日。空港にはたくさんの人が早朝にも関わらず、見送りに来てくれました。皆の温かさや日本を離れることをすごく実感した瞬間でした。

みんな期待と不安が入り混じったような心境で、特にホームステイについて心配していました。私は今まで何度か海外に行ったことがありますが、ホームステイは初めてで、やっていけるかどうか不安でした。しかし、持ち前ののんきさで期待の方が大きかったです。       

そして羽田、成田、サンフランシスコと飛行機を乗り継ぎ、ついに、初めてのアメリカへ!1人入国審査で空港職員に連れていかれましたが、なんとか無事に皆でアメリカに降り立つことができました。そして予想以上の寒暖差に驚きつつ、バスでDavisへ。途中、Golden Gate Bridgeを通りましたが、そこからの眺めは最高で、自然の雄大さに感動しました。

UC Davisに着くころには、皆くたくたで、Host familyに迎え入れられました。それぞれ不安を口にしながらの別れでしたが(不安と緊張のあまりパソコンをDavisに忘れる人がいるほど 笑)、仲間がいることを心の支えにこの1か月頑張っていこうと思います!(農学部3年N.I)