平成24年度メキシコ海外実践教育プログラム学外成果報告会

公開日: 2013/01/29

平成25年1月27日(日)、鳥取大学は、メキシコ海外実践教育プログラム成果報告会をとりぎん文化会館にて実施しました。本プログラムは、学内公募により選考した学生をメキシコ・ラパス市へ3ヶ月間(9月初旬~12月初旬)派遣し、現地の協定校の協力を得ながら実施するもので、本学教員のほか、現地教員やカリフォルニア大学デービス校の教員による英語での講義及びフィールドワークを実施し、国際的に活躍できる人材育成を図ることを目的として行っています。更にメキシコ派遣前にはカリフォルニア大学での1ヶ月の英語研修を行い、英語力の強化を図りました。

今年度参加した18名(地域学部2名、工学部1名、農学部14名、工学研究科1名)の学生は、カリフォルニア大学での語学研修やアメリカでのホームスティの様子、更にメキシコでの学生寮やホームスティ先での体験談のほか、英語で行われた講義やフィールドワークなど、現地ならではの活動報告を写真や映像を交えて分かりやすく発表しました。

また今回も昨年度に引き続き学生の発表に加え、在日メキシコ大使館よりエリア・ソサ参事官を迎えて、「今世紀の目的」をテーマに講演していただきました。この講演は、本学学生を対象に開発途上国・新興国の在日大使等による授業を実施し、学生の留学意欲の醸成を図ることを目的とする「グローバル人材育成推進事業」の第3回サミットレクチャーとしても行いました。

会場には約80名以上の聴衆が集まり、参事官の講演及び学生の発表に熱心に耳を傾けました。質疑応答の場では活発な意見交換が行われ、本プログラムの魅力とメキシコについて一般市民に一層広く周知する場となりました。