2012年 ラパス便り スタッフより一言③

公開日: 2012/11/19

 

【スタッフから一言③】

10月第5週目および11月第1週目は、UABCSやCIBNORでの語学授業に加えて、本学国際交流センター教員による面談、本学医学部教員のフィールドワーク「ラパスにおける水と健康問題」が行われました。

 

学生達との面談では『レポートが多くて大変、一時的に体調を崩したことがあった』などメキシコでの生活に苦労している様子も見受けられましたが『感謝の気持ちを表すことが大切と感じた、あいさつの大切さを改めて実感した、積極的に行動できるようになった』など、これまでのカリキュラム、メキシコでの生活を通して自分自身の変化・成長を実感していることが伺える意見が多く聞かれ、総じて、皆楽しく充実した日々を送っている様子でした。

 

フィールドワークでは、ホテルカリフォルニアという曲で有名なホテルがあるトドス・サントスという都市に出向き、水源地とダムの見学、カメの放流体験を行いました。

ダムの見学では、当初非常に少ない水量に驚いている様子でしたが、降った雨を地下に浸透させて水を貯めているなどの説明を受け、現地の貯水技術に感心している様子でした。

また、カメの放流では生物種の保存事業を実際に体験するとともに、そうした事業に携わっている方々から直に話を伺うことができ、学生達の将来にとって非常に有意義な経験となったことと思います。

 

学生達は現在も寮で共同生活をしていますが、次週からはいよいよホームステイが始まる予定です。ホームステイでは、これまで共に過ごしてきた仲間と別れ不安な面もあると思いますが、人間的に成長出来る大きなチャンスと考え、ホームステイ先の家族と積極的に交流をし、彼らがより一層たくましくなって帰ってくることを期待したいと思います。

 


トドス・サントスの水源地

トドス・サントスのダム

ダムの上で説明を受ける学生

カメの放流について説明を受ける学生

カメの放流を行う学生

学生が作成したハロウィンのカボチャランタン

(D.I.