オーストラリア・アデレード大学学生研修「Gateway Japan StudyTour」の開講式を実施しました

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公開日: 2019/04/17

 鳥取大学国際交流センターは、4月16日(火)オーストラリア連邦アデレード大学の学生研修である「Gateway Japan Study Tour」の開講式を実施しました。今年で第6回目となる本研修には、アデレード大学で、国際関係学、言語学などを専攻する10名の学生が参加しています。

 開講式では、安延久美副学長(国際交流推進担当)・国際交流センター長から「鳥取での滞在を通して、豊富な見聞を広げるとともに、たくさんの友達を作って、持続可能な社会の実現についてのヒントを得てください。」と歓迎の挨拶がありました。その後、参加学生の自己紹介があり、「大都会ではないが静かな鳥取で、持続可能な社会についての取組を学びたい。」「美しい鳥取県を探索することでワクワクしている。」といった意気込みが述べられました。

 開講式終了後、本学の国際交流団体G-frenz(グローバルフレンズ)による、鳥取県及び鳥取大学紹介を行った後、アデレード大学からオーストラリア及びアデレード大学の紹介がされ、Gateway Japan Study Tourの幕開けとなりました。

 午後からは参加学生と引率教員のAsian Studies所属米山尚子上席講師が、田村文男理事(教育担当、国際交流担当)・副学長を表敬訪問しました。田村理事からは、「本研修で、座学だけでなく神社、寺、発電所などの訪問を通し、多くの体験を通して、持続可能な社会の在り方を学んでほしい」と激励の挨拶がありました。

また米山講師からは、「本プログラムは当初オーストラリア政府外務貿易省『新コロンボ計画』奨学金を利用して開始されたが、奨学金プログラム終了後も自費参加により継続されている。6回目となる今回までに88名の学生が参加し、鳥取で行う本研修はオーストラリアでも大変好評である」と述べられました。

 本研修プログラムは、この後、4月24日まで滞在し、乾燥地研究センター、鳥取県庁、南部町里山散策、日新バイオマス発電所等を訪問し、交流を図り、日本の伝統文化と持続可能な社会の在り方について学びます。

アデレード大学生からのオーストラリア紹介

G-frenzが学内周辺を案内(湖山池にて)

田村理事を表敬訪問