2025年度ラパス便り第3回

メキシコ・ラパスで奮闘する学生たちの活動報告を“ラパス便り”としてプログラム実施期間中の8月~9月の間、お届けします♪

 

⑤様々なフィールドワークについて (農学部1年)

 8月29日と30日に、UABCSのバスに乗って1泊2日のフィールドワークに行きました。UABCSのあるLa Paz(ラパス)から60キロほど南に離れたSan Dionisioというところへ行きました。このフィールドトリップは自然文化遺産、自然環境保護などについて学習するとともに、地域の特性を活かしたエコツーリズムを体験するものです。

 1日目は朝7時にUABCSを出発し、途中、お店で軽い朝ご飯を食べました。お昼過ぎに到着し、まず周辺の探索をしました。牛に餌やりをしたり、採れたてのマンゴーやブルーベリーなどの果物を食べたりしました。その後、川に泳ぎに行きました。大きな岩から水中にジャンプしたり、水をかけあったりと楽しい時間を過ごしました。川で泳いで疲れた後は、昼食を頂きました。少し休憩した後、トルティーヤ作りをしました。トルティーヤとはメキシコ料理の定番食材で、簡単に言うと薄いパンのようなものです。出来立てでとても美味しかったです。夕食を頂いて、2人ひとつのテントに入り、1日目は終了しました。

 2日目は6時に起床し、まず牛の乳搾りを体験させて頂きました。とても難しかったです。そして、朝ご飯を頂きました。施設の方やメキシコの学生と色々な話をしました。少し休憩して、テントを片付けたり荷造りをしてSan Dionisioを出発しました。

 この2日間のフィールドワークで、様々な貴重な経験をさせて頂きました。もうメキシコ生活も半分を過ぎようとしていますが、引き続き頑張って、精一杯感謝しながら過ごしたいと思います。

 

 

⑥様々なフィールドワークについて (農学部1年)

 私たちは8月29日から8月30日の2日間のフィールドトリップに向かいました。今回伺ったのは南バハカリフォルニア南部にある「El Refugio」です。

 まず私たちは宿泊しているホテルから公共のバスでUABCSまで向かい、そこからUABCSのバスでキャンプ場まで向かいました。その道中では広大な山々が連なっている道を車で通りました。その山々は日本のように全面に緑が生い茂る山ではなく、ところどころ岩で覆われていて白く見える所もありました。車内で外を眺めるだけでも、日本との違いを感じられました。

 このフィールドトリップではこのような自然に対して目を向けるエコツーリズムの体験や、他にも南バハカリフォルニアの自然文化体験、地域の特徴を活かした観光体験を目的としていました。

 そこで1日目はキャンプ場の近くにある川に全員で泳ぎに行きました。この川のすぐ隣は山になっていて水辺にいながらも山を眺められる最高の場所でした。
 たくさん遊んだ後は夕飯を食べました。夕飯では実際にキャンプ場の方が用意してくださった生地を使ってトルティーヤを作りました。作り方は餃子の皮と似ていて、生地を丸くこねて真ん中に窪みを作ったあと、両手で生地を持って拍手するように叩いて生地を伸ばします。その後は温めてもらった鉄板の上で2〜3分焼いたら完成です。ほんのり塩が効いていてそのまま食べても美味しかったです。
 夜になるとキャンプ場はライトがなかったので星がとても綺麗に見えました。

 一時は雨で延期になってしまいましたが、こんな貴重な体験ができて本当に良かったです。