メキシコ・ラパスで奮闘する学生たちの活動報告を“ラパス便り”としてプログラム実施期間中の8月~9月の間、お届けします♪
③開講式・ 講 義について (地域学部4年)
8月21日(木)には、UABCSに到着した後アイスブレークとオープンセレモニーが行われました。
まず、アイスブレークでは、フルーツバスケットをしました。初めはみんな緊張していましたが、真ん中で話す人は積極的に自己紹介をするなど、だんだんと笑顔が出てくるようになりました。好きなものや、専攻の科目について知るなど、学生たちのことを覚える楽しい時間になりました。日本のお菓子をお土産として持って行ったのですが、とても喜んでくれて嬉しかったです。
そして、UABCSの学生たちに学校案内をしてもらいました。鳥取大学と違って車が校内を走っていました。カフェテリアがいくつかあり、校内が広くて建物の背がとても低いなど学校のことを沢山知ることができました。
その後、オープニングセレモニーが行われました。初めの挨拶は小橋さんがスペイン語で行いました。大きな声で自信を持って話す姿が印象的でした。一人ひとりにラパスとUABCSのお土産も頂きました。その後、合唱団の方が歌を歌ってくださり、ダンサーの方々が踊ってくださりました。終わりかと思った瞬間、私たち学生はステージの上に招かれて、ペアになり踊ることになりました。一緒に目を合わせながら踊り、ここでメキシコの文化に一気に引き込まれたような気がします。そして終わった後は、軽食を食べながらUABCSの方々やホストファミリーと交流をしました。言葉の面で不安もありましたが、お互いに質問をし合い、連絡先も交換するなど、心躍る時間になりました。
8月22日(金)からはEnglishとSpanishの授業も始まりました。
英語の授業では、日本でいう人狼ゲームであるマフィアゲームを英語で行いました。自分の潔白を証明するときも、悪役で嘘をつかなければいけないときも英語で言う必要があるため、とても難しかったです。ですがスリルがたくさんありとても面白かったです。
スペイン語の授業では、スペイン語で自分の見た目を紹介しました。先生がカツラを準備してくれて、とても面白い授業になりました。スペイン語は難しいという先入観がありましたが、使って伝わったときはとても嬉しく笑顔になります。
これから先はホームステイが始まりスペイン語を使う機会が多くなるので、実践を通して学ぶことができると思います。そのためにも、講義への参加を頑張りたいと思います。本当に偶然に偶然が重なって出会えた貴重な機会だと思うので、後悔のないように過ごしていきたいです。
④ UABCS(南バハカルフォルニア自治大学)の学生達 (農学部2年)
UABCSでは、英語とスペイン語の講義を受けます。私たち10人の留学生に対して現地の学生が1~2人ついて授業のサポートをしてくれました。授業は、先生が一方的に教える受動的な形式と、生徒自身がゲームを進行し学びを深める能動的な形式があり、日本とは全く異なるものでした。授業でもゲームでも、生徒には積極的な発言が求められます。最初は緊張していましたが、UABCSの学生たちが常に優しく質問に答えてくれたため、次第に自分から手を挙げて発言できるようになりました。UABCSの学生たちは常に授業の主体となっており、疑問や反論があっても恐れず先生に発言します。日本では学生は静かに授業を受けるだけのことが多いため、このような光景はとても新鮮でした。いつでも気軽に発言できる空間はとても学びやすく、メキシコの自由な空気間を感じられて素晴らしい文化だと思いました。
UABCSの学生たちはみんな非常にフレンドリーで優しいです。授業が終わると私たちはホテルに戻りますが、時々UABCSの学生が一緒にショッピングやカフェに行こうと誘ってくれます。彼らと行く場所はどこも楽しく新鮮で、素晴らしい体験でした。また、ホテルまでついて来てついて来てくれて共に夕食を食べる学生もいて、席を共にしながら様々な話をしました。彼らの多くは日本へとても高い関心を持っていて、好きな日本のアニメやゲーム、音楽などを共有してくれました。私たちからもお勧めの日本の曲を共有したり、面白い日本語を教えたり、とても楽しい時間を過ごしました。