H29年度ラパス便り第1回

 

ラパスまでの道のり

 

Hola, como estan!

 

私たちが日本を出発してから数日が経ちました。徐々にラパスの生活にも慣れてきました。ラパス便り第一週の今回は、ラパスまでの道のりについて紹介したいと思います。

 

私たちは、8月18日の朝に鳥取空港を出発して羽田空港に到着しました。そして、羽田空港からバスで成田空港まで移動し、そこからメキシコシティに飛び立ちました。成田からは直通便のエアロメヒコを利用し、13時間かけてメキシコシティに到着しました。18日の15時ごろ到着した後、メキシコシティ国際空港の周りを少し散策し、空港の近くのカミノレアルというホテルに一泊しました。メキシコシティ国際空港周辺は車の通りも多く、観光客も多く見られました。メキシコシティの街並みを見て、徐々にメキシコに来たという実感が湧いてきました。英語が通じる場所も少なく、周りとの会話を理解することがやっとでした。これからのメキシコの生活に期待と不安を感じながら、この日の夜は眠りにつきました。

 

次の日の朝、メキシコシティ国際空港からアエロメヒコ便でラパスへ向かいました。移動中預けていた自分のスーツケースが壊されてしまいました。取手とタイヤが外れてしまい、移動にはかなり苦労しました。現地コーディネーターのエディカさんの力も借りて、アエロメヒコの職員に事情を伝えましたが、解決はできませんでした。皆さんもこのようなトラブルには気をつけましょう。

 

そんなこともありましたが、無事にCIBNORのゲストハウスまで到着することができました。CIBNORのゲストハウスまではバスで向かいましたが、その道中では、サボテンが一面に広がっていました。日本と全く違った環境の中、不安な気持ちも持ちつつ、これからのラパスでの生活 (農学部3年 上田)

 

 

         

 

 

 

開講式について

こんにちは,メキシコ海外実践教育プログラムに参加している中西です.今日は待ちに待ったプログラムの開講式の日でした.開講式について詳しいことを聞かされていなかったので,皆、朝からそわそわしていました.開講式の会場である南バハカリフォルニア大学(UABCS)に着くと,まずUABCSのサポート学生が私たちを歓迎してくれました.サポート学生は皆、3ヵ国語を話すことができ,コミュニケーション力も高くこれから一緒に勉強していく上で良い刺激になると思いました.

その後,本日のメインイベントである開講式が行われました.私は開講式でのスペイン語の挨拶を行う予定だったので,すごく緊張していました.しかし,実際に会場には、想像以上に多くの方が私たちの到着を待ってくださっており,私たちを歓迎してくださいました.またメキシコ北西部生物学研究センター(CIBNOR)のスタッフの方々やUABCS学長さんのスペイン語での挨拶を聞き,鳥取大学とCIBNOR,UABCSの繋がりを感じ,このプログラムに参加できてよかったと思いました.そして,その思いを拙いスペイン語ではあるけれど、これからお世話になる方々に伝えることができて良かったです.

最後に各ホームステイ先のホストファミリーの紹介がありました.私たちはホームステイの経験がなく,またホストファミリーとはスペイン語で会話しなくてはならないことから、少し不安に思っていました.しかし実際には、どのホストファミリーも私たちを暖かく迎えてくださって,これからホームステイすることが楽しみになりました。

開講式後はそれぞれのホストファミリーに夕食に連れて行ってもらい,お互いの話をしました.私のホストファミリーは,以前に鳥取大学でスペイン語の授業を一緒に受けた友達の家族でした.彼は日本語も話すことができるので,分からないところは日本語で説明してくれました.しかし,彼の家族と話した時にスペイン語が解らなすぎて彼を頼り切りにしてしまったので凄く悔しかったです.ホームステイは1ヵ月半後なので,それまでに自分のスペイン語力を上げたいと思います.これから頑張ります!!!(農学部3年 中西)