H28年度ラパス便り第6回

ラパスの食生活について

こんにちは。農学部3年南谷有亮です。今回のラパス便りではメキシコでの食生活について紹介したいと思います。みなさんはメキシコ料理といえば何を思い浮かべるでしょうか?やはりタコスやブリトーだと思います。実際の食生活というと、ずばりその通りです。毎日大学の食堂ではタコス、ブリトー、ケサディージャなどを鳥取大学の食堂よりも低価格で購入することができます。また味に関しても、かなりおいしくいただくことができます。

メキシコと日本の大きな違いとして、メキシコでは水道水を飲むことができず飲み物を買わざるを得なくなります。そして水とジュースの価格がほとんど変わらないため、どうしてもジュースに手を伸ばしてしまいます。メキシコの手軽な軽食やジュースを毎日摂取していると体重の増加が気になります。そのため、私たちは夕食を自分たちで自炊するように心がけています。自炊によってコストを抑えたり、栄養の調節を行ったり、日本食を食べることで日本を思い出すことができます。私たちは今までに親子丼、スパゲッティ、とんかつ、ロールキャベツ、ハンバーグなどいろいろな物を作りました。中には麺からラーメンを作ったこともありましたが、味はいまいちでした。しかし自炊で作るものはほとんど美味しくいただくことができ、皆満足しています。

またメキシコではパーティーなどが多いため、週末にはホストファミリーの家などに行き食事をする機会などもあります。そんな中、外食、自炊に限らず、水道水や生の魚などには気をつけないといけません。なぜなら私たちサポート学生9人のうち4人が同じタイミングで体調を崩しました。下痢やアレルギー等の症状で疲れが出てきていることもありますが、やはり食事に起因する部分が多いと思います。

メキシコの料理は日本人には食べやすく、町中では安く美味しくいただくことができます。しかし栄養の偏りであったり、衛生面で気をつけることも多いことが特徴です。また今は寮生活のため、自分たちで好きなものを食べていますが、ホームステイになってからは環境が変わるため楽しみもありますが少しの不安もあります。最後に私のおすすめのメキシコ料理はビリアです。(農学部3年 南谷)