先日私たちはLoreto という場所で、エコツーリズムと植生を学びました。
Loretoは、住民のほとんどの人が知り合い同士だというほどとても小さな町です。
授業では、Loretoは自然を使った観光を進めており、いかに自然を守りながら観光業を推し進めていくかが課題であるということや、その土地の歴史についてお話を伺いました。
また、無人島であるIsla Coronadosという島へ行き、1泊2日で植生・生物の調査、シュノーケリング、シーカヤックを行いました。シーカヤックとシュノーケリングは自然への影響が少ないため、観光の主要アクティビティになっています。
シーカヤックは私達のほとんどが初心者だったため、進むのが大変でした。転覆練習では、転覆した時の対処法を学びましたが、とても怖かったです。シュノーケリングでは、Coronado島の海の生物を観察し、様々な生物が見受けられました。
カラフルな魚はもちろん、アザラシ、遠くでしたがウミガメも観察することができました。
Coronado島のほかにも4つ島があり、その一帯が国立公園になっており、保護されています。観光と環境保護の両立の素晴らしさ、難しさを学べたと思います。(農学部3年H.K)
透き通った海。初めてこんなにきれいな海を見ました。
山の方はこのように岩だらけで登るのが大変です。
壁画について説明を受けています。
これも重要な観光資源ですが、最近落書きが問題になっているそうです。
メキシコでの生活も折り返し地点を過ぎました。メキシコは今日からサマータイムが終了し、慣れない仕組みに少々戸惑っています。
さて、今回は先日行われたCIBNOR(メキシコ北西部生物学研究センター)の創立38周年記念パーティーについてお話ししたいと思います。
毎年10月末に行われるこのパーティー、CIBNORの主要関係者が招かれるダンスやカラオケなど行われる豪華なものです。日本の感覚での堅苦しいパーティーではなく、気軽に音楽に合わせて踊ります。
私たちも招待に預かり、思い思いの正装(?)をして参加してきました。浴衣を着て参加した学生もいた為、入場したら拍手で出迎えられたり、写真撮影を頼まれたりと、会場ではかなり目立っていました。
所長の簡単な開始のあいさつの後、音楽が流れ始めると、各々年齢関係なく会場の中心で踊り始めます。私たちもその中に混ざり、積極的に言葉の要らない文化交流を楽しみました。日本では音楽に合わせて即興でステップを踏むということはめったにないので、見よう見真似でおそらくかなり不格好な部分もあったと思いますが、とても楽しく貴重な時間を過ごすことが出来ました。(農学部3年M.S)