こんにちは。いよいよメキシコ生活も終わりに迫ってきています。ラパスは最近、朝夜とぐんと冷え込むようになりました。11月20日はメキシコの革命記念日でした。革命記念日にはメキシコ各地でパレードが行われます。ラパスでもマレコンというところでパレードがありました。
独立記念日にもパレードがありましたが、独立記念日のパレードは警察や軍隊といった国家機関のパレードがメインでした。一方、革命記念日のパレードは様々な民間の団体が出演していました。どうやら賞金がかかっているらしく(残念ながら定かではない)華やかな衣装で踊ったり、チアリーディングをしたり、スポーツの実演があったり、カンフーやテコンドーなどの演舞があったりと、とても楽しませてくれました。
【チアリーディング 】
技を決めたあとは観客から大きな拍手が!
【ダンス】小学校から高校までたくさんの学校がダンスを披露していました。笑顔が素敵です。
【スポーツの実演】自治団体の活動紹介の一貫のようでした。
【海軍パラシュート】海軍の軍人さんが走りパラシュートで実際に飛ぼうとしていました。
【車】こんな車を見つけました。メキシカンハットとヒゲがとってもキュートです。
また、この革命記念日を含む3連休(学校によっては4連休)はブエン・フィンといってメキシコ中のお店がセール期間に入るというとってもホットな週末でした。日本の歳末セールのような賑わいでした。このブエン・フィン制度は去年から新しく始まった新しいイベントのようです。
【ブエン・フィン画像】
街中のお店にこのマークが掲げられていました。
(※画像取得先URL http://redaccion.xhglc.com.mx/?p=6985)
(農学部3年 K.T.)
今回は、週末の時間を利用して、自然保護地区であるエスピリット・サント島(精霊の島)に行きました。メキシコの友達と海洋生態学に詳しいインストラクターの方と共に出発!
向かう途中でたくさんの面白い光景を目にすることができました。
グンカンドリのコロニーと出会い赤い喉を膨らませて鳴いている光景(雄のグンカンドリは喉に空気を送り、喉を膨らませることが求愛のポーズとされ、大きく膨らませるほどモテるということです)、人の顔をした岸壁、海鳥のフンによって表面が真っ白になっている岩など、そこには人の手が全く付けられていない、自然そのものの光景が目の前に広がっていました。このとき一番驚いたのは、岩の表面が白いことが生態系の維持に関係しているということ。“白い岩”は鳥にとってホームであることの目印であり、且つフンにふくまれる栄養素が海に還元されているということです。もし、表面の白い部分を肥料としてすべて利用してしまった場合、鳥どころか魚までいなくなってしまうようです。
目的地についた後はスキューバダイビング。アシカと共に海を泳ぎ、色鮮やかな魚やサンゴ礁を観ることができました。
【海鳥によって表面が白くなった岩】
【目的地にてスキューバダイビング】
11月下旬の海水なのに少し冷たいぐらいだから驚き!!
【帰ってきた後、インストラクターさんと記念撮影】
大変貴重な時間となりました。ありがとうございました。
(農学部4年 H.T.)