The Road to UC Davis ~学生たちのデービス滞在記~第3回

The Road to UC Davis 2011  vol.3

 アメリカでの生活が始まってから約2週間が経ち、カリフォルニアのからりとした気候や日々の生活にも慣れてきました。大学近くのダウンタウンには、お洒落なカフェやお店がたくさんあり、訪れるたびに発見や驚きがありとても楽しいです。

 さて、今回は、そんなデービスの町から少し離れ、週末に一泊二日で煎ってきたサンフランシスコの旅行についてお話したいと思います。デービスからサンフランシスコまでは、Amtrackという鉄道とバスを乗り継いで2時間ほどかかります。のどかな田園風景が広がるデービスと違ってサンフランシスコは大都会!とくに初日は土曜日ということもあり、多くの人でに賑わっていました。サンフランシスコでは、フィッシャーマンズマーケットでクラムチャウダーやカニを食べたり、船に乗ってゴールデンゲートブリッジを見たり、とても楽しかったです。また二日目には水族館やチャイナタウンへ足を運んだりしました。町を歩いていると、それぞれの通や場所ごとにその雰囲気が違いとても新鮮でした。また、いつもどこからか音楽がきこえてくるのもサンフランシスコの魅力の一つだと思いました。

←大学近くのデービス駅。

 ここからAmtrackに乗ってサンフランシスコへ向かいました。

←サンフランシスコの坂はとても急ですが、登り切った後の景色は最高でした。

私はホストファミリーとの時間を何よりも大切にすることにしています。家では基本的にリビングにいて、皆でお喋りしたり、お菓子やフルーツを食べたり、家のプールや庭で遊んだりしています。私のホストファミリーは、マッチを使ってスイカを食べたり、服のまま川へ飛び込んだり、少しクレージーでとてもやさしくて私は大好きです。

 

 私はホストマザーと二人で、政治や社会問題など、自分の親と話すようなことを語り合います。私の英語力が不足しているせいで、彼女の意見を完璧に理解できるわけではないのですが、私のために何回も言い換えてくれたり、ゆっくり話したりしてくれるので、何とか話ができます。また、この家の息子さんと娘さんは南米から迎えられた養子ですが、そのことを二人は知っていて、親子の肌の色が違っても血が繋がっていなくても、まったく不自然に思えないくらい仲の良い素敵な家族で、私は考えさせられることが多く、とても有意義な時間を送れていると感じます。(地域学部3年 T.S)

 

 引き続きまして、デービスでの日常生活を紹介したいと思います。

 私のホストファミリーは共働きでなかなか忙しく、朝早く出勤していきます。そのため朝食は各自でとり、昼食も自分で準備していきます。起床して身支度をし、朝食はトーストやオレンジジュース、シリアルなどで簡単に済ませます。私は大抵8時に起きて、9時半ごろまでに朝食を済ませ、昼食の準備をして大学に向かい、大学に着いてから授業までは課題や予習をしたり、昼食を食べたりして過ごします。

 

授業は午後から50分×4コマで、授業の間にそれぞれ10分休憩を挟みます。

Listening and Pronunciation, Intercultural Research, US Society and Culture, Everyday Idioms and Expressions の授業があります。

私のクラスには日本から7人、台湾から6人、中国から3人、スペインから1人の学生が来ています。他の国からの学生がいるとそれぞれの 国の文化を比較できとても楽しいです。言語が違っても教室内ではみんな英語を使うので、お互い苦労しながらも意見を交換し合う事もできるというのが何より 新鮮に感じられます。

 

放課後は、留学生のために毎日ゲームや映画上映会などが催され、それに参加することもできますし、友達とダウンタウンに行ったり、ホームステイ先に帰ってホストファミリーと交流したりして過ごしています。ステイ先での交流も大切だけれども、ダウンタウンに出ていろいろなものを見たり聴いたり、出会ったりすることも刺激があって新鮮です!!ただしステイ先には連絡を忘れずに。

(農学部3年 H.T)