11期 ベトナム

Xin chào!皆さんはじめまして!
私は10月からベトナムのカントー大学に、トビタテ留学JAPANというプログラムの一員として、交換留学しています!若い頃に留学を経験しておくことは、将来の自分の可能性は大きく広がると思います。まだ留学をしたことが無い方は、是非一歩踏み出してみてください!

 

第1回

今回は、私の本留学の経緯を紹介します!
私が留学に興味を持ち出したのは、学部1年の時に大学のGateway Program(台湾銘傳大学中国語研修)に参加したことがきっかけでした。留学中は毎日がインパクトの連続で、日本とは環境も文化も違うフィールドで多くのことを学びました。帰国後、「もっともっと多くの気付きや学びが海外にはあるではないか」という思いが強くなり、交換留学をすることを決意しました。
昨今IT技術の目覚ましい成長により、多くの産業でグローバル化は進んでいます。特に私の学ぶ土木分野は日本企業の海外展開が激しく、日本人だからといって仕事のフィールドが日本であるとは限りません。そのため、日本の技術や常識だけでなく海外の状況にも目を向けてみることが大切だと思います。また、海外では生活や文化に慣れない間は必ず失敗や困ることが出てきますが、それを一つ一つ乗り越えることで人として大きな成長へと繫がります。
次回はベトナムでの生活で困っていることや先日訪問したベトナムの建設現場で学んだことについて書きたいと思います!

第2回

今回は、いつも一緒に遊んでいる友人達が、宗教観や文化の違いが原因で喧嘩をしてしまい、僕自身すごく考えさせられら出来事を皆さんにも一緒に考えてもらいたいと思います。
喧嘩をしたのは、Aさん(お酒や豚肉を飲食しないムスリムのインドネシア人)とBさん(宗教観が強くないベトナム人)です。一緒に食事をしていた皆が、Aさんがムスリムだということは、もちろん知っていました。Bさんが、つい冗談でAさんの宗教を否定してしまい、怒ったAさんがBさんをビンタしてしましました。Aさんは自分の宗教をバカにされたことがショックだったからこそ怒ってしまったので、最初はBさんが悪いかなと思いました。Bさんと話してみると「僕は無宗教だけど、家族や友人との繋がりや付き合いはすごく大事にしている」と教えてくれました。確かにこれも立派な考え方であり、だからこそ皆で楽しく食事をするということは大切で、冗談を言っただけでビンタされたことが、彼にとってはすごくショックだったのだと思います。
両者にとって自分の宗教や考え方というのは、全ての根幹であり、自分の中での常識でもあるからこそ、他者と一緒になることはないし、どちらかの考えに歩み寄る必要もないことだと僕は思います。
この出来事以来、ただ自分の考えだけを主張していては互いに伝わらないので、まずは相手の主張をしっかりと聞き、受け入れるように日々意識しています。この留学を通して少しずつ色々な考えを受け入れられるよう努力していきたいと思います。