・・・スタッフから一言・・・その9
本カリキュラムの講義は、「日墨比較文化」「自然生存環境概論」なぢ、文系理系問わず様々な内容が用意されています。それらのすべては英語で行われています。(スペイン語の講義だけはスペイン語で行われます。)主にはUABCS,CIBNORの教員・研究員が講義を担当しますが、米国カリフォルニア大学デービス校から3名の教授を迎えての講義も組み込まれています。
先週から週替わりでデービスからの先生の授業が始まりました。まずトップバッターは農業工学がご専門のShrini Upadhyaya 教授。「Global Positioning System」についての講義のあと、GPSを使った野外での実習やGPSの農業への応用についての講義が行われました。Shrini教授は鳥取大学との協定の担当教員でもあり、今年から本カリキュラムの「濃墨前事前英語研修」がかのうになったのも、Shrini教授のご尽力があったからのことです。ラパスでの講義をご担当されるのは今年で4回目。本学の学生の特徴や英語のレベルもよくご存じで、その年ごとの学生の様子に合わせた授業をセッティングされます。
今秋スタートのデービス講義第2弾は生物学科のKaya教授「昆虫」にかんする講義です。Kaya先生はホノルル生まれの日系3世でちょっとした日本語も話されます。昆虫が私たちの日常の生活で、どんな場面でどのように使われているのか、ビデオや写真を取り入れながら紹介され、実際に昆虫入りのお菓子も披露されていました。
デービスでの語学研修にさんかした9名は、事前にデービスにてShrinik表儒や、Kaya教授から、「特別講義」を受講し、アンティーク農業機械ミュージアムや、昆虫博物館見学をおこなっており、今回ラパスでの両先生との再会を喜んでいました。
来週から農業工学名誉教授のChen教授の授業がスタートします。鳥大学生専用に少しリメイクされているとはいえ、本場カリフォルニア大学の授業が受講でいるということで、いつもにも増して学生たちの態度も集中しているようでした(N.F.)