⑤ 最終発表とメキシコの独立記念日について(大串)
最終発表では、それぞれがメキシコ人のパートナーと一緒に準備を進めてきました。フィールドトリップや日常生活から課題を模索して、その課題を解決するためには何が必要なのかという事をパートナーと共に考えました。町や学内でアンケート調査を行い、その結果から分かった事、解決策等を最終プレゼンで発表しました。この最終発表を通して、より一層メキシコ人学生との距離が近くなったように思えます。中間報告の時よりも全員が素晴らしい発表を行うことができました。
さて、9月16日はメキシコ独立記念日です。15日の夜からこの記念日を祝福します。私のホストファミリーは、15日は親戚の家に集まりメキシコ料理をみんなで食べながら歌ったり踊ったりして過ごしました。16日は私のホストファミリー宅に他の日本人学生を招き、みんなでパーティーを行いました。15日と同じようにタコスやポソレなどのメキシコ料理を食べたり、みんなで踊ったりしました。そしてピニャータ*まで用意してもらい、みんなで楽しいひと時を過ごすことができました。
あっという間に6週間が終わってしまい、寂しい気持ちでいっぱいです。そう感じられるほど充実した日々を過ごすことができたのだと思います。これまで関わって下さったメキシコ人学生、先生方、ホストファミリーのおかげです。この感謝の気持ちを忘れずに、このプログラムで経験した事を今後の人生で活かしていきたいと思います。
*ピニャータ:クリスマスや誕生日等お祝いの時に使われる、日本のくす玉のようなもの。中にキャンディなどが入っていて、つるされたくす玉を目隠しして割ります。