H28年度ラパス便り第8回

英語授業

こんにちは。今回は僕たちが受けている英語の授業について書きたいと思います。英語の授業はクラスを分けずに9人全員で行われます。普段僕たちはUABCSに行っていますが英語の授業はそこではなく、基本的にはCIBNORという別の教育機関で行われます。先生はディアナ先生という方で、とてもフレンドリーで優しくパワフルな先生です。授業では文化・スポーツ・自然などの様々なトピックについて、メキシコと日本の違いを話し合ったり、ビデオを見たりグループに分かれてディスカッションをしたり、施設訪問をするなど、日本ではあまりできなかったスピーキングとリスニングの勉強をすることができます。

ほかにも与えられたトピックでプレゼンテーションを作ってきて発表することもあり、その時は異なる大陸出身の偉人について各々が調べ、どんな人がいるのかをプレゼンテーションをしながら情報共有をしました。

また、CIBNORの学生が英語の授業に参加することもあり、ある時はその学生たちと一緒に意見交換や話し合いをし、またある時は、学生がCIBNORで行っている研究のプレゼンテーションを聞いたりしました。異なる文化、言語を持つ人たちと一緒に勉強できる貴重な経験だと思います。ただ授業を受けるだけでなくみんな自分から発言して、意欲的に授業に取り組んでいます。(農学部3年和田守)

ラパスの植物

こんにちは! 農学部3年の砂川直徹です。第8回ラパス便りでは、ラパスの植物について紹介したいと思います。私は植物についてあまり詳しくないので、ラパス市内で見つけた植物を簡単に紹介してみたいと思います。

さて、みなさんはメキシコの植物と言えば何かと聞かれると、やはりサボテンを頭に思いうかべると思います。その通り、乾燥地気候であるラパスでは、サボテンがたくさん育っています。日本では、桜や松などの針葉樹や広葉樹が育っていますが、ラパスでは山や草原のあらゆる場所でサボテンが多く育っています。

また、サボテンにもたくさんの種類があります。写真の大きなサボテンはCIBNORで撮影したものです。樹齢がとても長く全長は7,8mあったと思います。ちなみにサボテンの下に白く塗られている部分は、防虫対策として塗られているそうです。日本では見られない光景ですね。メキシコにはたくさんサボテンが育っていますが、種類も様々です。

次の小さなサボテンはUABCSで撮影したものでトゲが鋭く、花も咲いていたものもあり、見ていて非常に美しかったです。また、サボテンは他の植物と同じく花が咲いた後、実をつけます。それはピタイヤと呼ばれていて、メキシコ人にとても好まれているフルーツです。下の赤い実の写真がピタイヤです。食べると非常に甘く柔らかく日本では味わえないフルーツでした。

 

次の植物はアロエです。アロエは日本と同じような形でしたが、非常に大きかったです。

最後に、ラパスの農場で見つけた植物について紹介します。一つ目は白いグミのような実をつけた木を見つけました。実を食べると甘酸っぱく美味しくはなかったです。二つ目は、たくさんトゲのあるオジギソウのような植物を見つけました。この他にも日本にはない植物をたくさん見つけたので写真を載せます。メキシコには日本にはない植物がたくさんあり非常に興味深かったです。(農学部3年・砂川)