H28年度ラパス便り第5回

ラパスのおすすめスポット

こんにちは! メキシコに来てから1ヵ月が経ち、そろそろこちらの生活にも慣れてきたかなというところです。日本は涼しくなってきたと聞きましたが、ラパスはまだまだ暑い日が続いています。

 今回は皆さんが気になっているであろう、ラパスの観光スポットについて紹介したいと思います。

 まずは、美しい海を一望できるマレコンについて紹介したいと思います。マレコンは人の行き来が多く、活気のあるラパス中心のメインストリートです。レストランや、屋台、雑貨屋、服屋などがたくさんあり、朝から夜まで多くの人で賑わっています。夕方になると、ジョギングをする人が増え、週末は路上ライブや、ストリートダンサーによるパフォーマンスなど、多くのイベントが行われています。日没時には、海岸の近くで人々や、ベンチに座って海を眺める人々を多く見かけることができます。マレコンに行くと、いつもゆったりとした雰囲気を感じることができるため、私たちのお気に入りスポットです。そのため、どこに遊びに行くか迷った時には、よくマレコンに通っています。

 また、先日はマレコンの中心部で独立記念祭が行われ、私たちも参加してきました。屋台などがたくさんあって、多くの人々で賑わっていました。多くの人々が話しかけてくれて、鳥取の学生の中にはテレビの取材を受けた人もいました。独立記念祭の最後には大量の花火が建物の近くから打ち上げられ、その大迫力に圧倒されました。独立記念祭はメキシコを代表とする祭りのひとつなので、もしラパスに来る機会があれば参加することをお勧めします。

 ラパスには、MEGAという大型食料品店や、Liverpoolという複合専門店など多くの店があり、生活に困ることはありません。また、TOYOTAやMITSUBISHIなどの日本の企業が多数存在し、日本でお馴染みのマクドナルドやSUBWAYなどもあります。

 3ヵ月という短い間ですが、できるだけ多くの場所を訪れたいと考えています。もちろん遊んでばかりではなく勉強もしていきます(笑) (地域学部2年小山)

  

 

UABCS教授の授業

Hola! こんにちは!メキシコに来て1か月が過ぎました。メキシコでの生活も慣れてきました。私たちが通っているUABCSではスペイン語の授業だけではなく、異なる分野の教授たちによる観光や産業、経済など様々な内容の講義が行われます。農学部で勉強している私にとって専門分野ではないものが多く、どれも新鮮で興味深い内容ばかりです。今週は工学部土屋先生のフィールドワークのため、UABCSの教授による講義がなかったので、少し前にはなりますが9月12日に行われたReyna教授によるメキシコの教育についての講義についてご紹介しようと思います。

まず最初に、今回の講義は英語に通訳する方がいたものの、パワーポイントも含め講義全てがスペイン語で行われたため、とても難しい授業でした。メキシコ国内の就学率は他国と比べ比較的高いですが、中には貧しくて教科書や制服の費用を払えなかったり、いじめを受けて学校に通えなくなってしまう子もいます。近年、教育活動の強化において大きな進展を見せていますが、メキシコの教育を改善するためにはさらなる動きが必要不可決であり、特に学校の受け入れ人数を増やすことが国の発展につながると先生は話されていました。日本でも幼稚園・保育園における待機児童が問題になっているため、メキシコと同じように改善策を早急に見つける必要があると感じました。このように、日本とメキシコの2つの国を比較しながら学ぶことでよりたくさんの知識がついてきているように思います。

あと2か月、まだまだたくさんの講義が待っています。事前に予習をしっかりとし、講義内でも積極的に先生たちに質問して、実りのある授業になるように日々頑張りたいです。(農学部3年 柏野)