メキシコ海外実践教育プログラムも残すこと1か月を切りました。ホストファミリーとの生活も早くも2週間が経ち、みんな生活にだいぶ慣れてきました。
先週のフィールドワークでは、” Nature & People” をテーマに、ラパス周辺のSierra de la LagunaやSan Digunicioで、自然環境と植生の垂直分布について調査を行いました。調査は、土壌水分や相対照度の測定から樹木の二酸化炭素吸収能の推定、稚樹(regeneration;更新)の確認、そして樹幹投影図の作製と、幅広く行いました。樹木による二酸化炭素吸収量とラパス市やRanchoに住む人々の二酸化炭素排出量のバランスについて検討し、将来南バハカリフォルニアで持続的な自然保全や生活改善(特にエネルギー消費削減)を図っていくためにどうすればよいか根本的な視点から調査結果を基に考察を行いました。
“過ぎたるは及ばざるがごとし” メキシコでの研修も残りわずかとなってきましたが、ここメキシコでしか体験できない、そんな新たな発見が残された期間でできるよう、派遣学生一同努力していきたいです。(農学部3年中務)
11月に入り、ラパスも朝晩が少し肌寒く感じる日があります。しかし、まだ半袖で過ごせるほど日中はとても暑いです。今回は、ラパスにある屋台について紹介します。
私たちが滞在しているラパスには、多くの屋台があります。主にタコスやチュロス、ホットドックなどが売られています。中でも、ホットドックの屋台は町の中心街だけでなく、住宅街の中の道路沿いなど街の至る所にあります。私がホームステイをさせて頂いている家から100メートルほどの距離にも3つのホットドックの屋台があります。値段も1つ大体10から15ペソと安く、味もとても美味しいです。このホットドックの屋台は目の前でソーセージを焼き、中には炒めてある玉ねぎやトマトが入っています。店によってはソーセージに薄い肉が巻かれているものや、ホットドックにチーズやアボカドが入っているものもあります。値段も味も良く、手軽に食べることのできるホットドックは地元住民に人気です。残り1か月を切ったラパスでの生活、1日1日大切にしながら、過ごしていきたいと思います。(地域学部3年西岡)