H26年度ラパス便り第7回

平成26年度メキシコ海外実践教育プログラム参加学生さんたちからの第7週目の活動報告です♪
 

 講義・フィールドワークについて

メキシコ海外実践教育プログラムも半分以上が過ぎました。
 何気ない日常もプログラムの内容が詰まっているせいか、あまりあっという間に過ぎたという感じがありません。
 今までメキシコでの講義は座学が中心でしたが、先週はフィールドワーク中心でした。
 農学部の辻先生の指導の下、実際に農家に見学へ行き、CIBNORの圃場で異なる灌漑方法で栽培されたトウモロコシの調査を行いました。この調査で節水農業と植物への影響を調べたのですが、ここでもハリケーンの影響で、通常とは異なる結果が出てしまいました。しかし、ハリケーンの影響を鑑み、調査結果をまとめプレゼンをすることで、より理解を深めることができました。
 メキシコでの講義は、鳥取大学の日本人教員であっても基本英語で行われ、もちろん私たちのプレゼンも英語です。英語で講義を受け、プレゼンをし、質疑応答も英語で行うことで英語を使うことに慣れてきたと感じています。
 これは個人の意見ですが、語学は特に慣れが重要だと思います。慣れてしまえば使う頻度が増え、それに合わせて力は確実につくと思います。英語、スペイン語、また語学ではありませんがプレゼンテーションも日本にいるよりも使う機会が多いです。
 この機会を無駄にしないよう、残された時間を今まで以上に楽しみたいと思います。
農学部3年 貝瀬

    

 

 

 メキシコ・ラパスについて

10月18日、いよいよホストファミリーとの生活が始まりました。始まる前は不安な面もありましたが、ホストファミリーが「ここは私たちの家であり、あなたの家よ。ようこそいらっしゃい。」と温かく迎えてくれ、とても嬉しかったです。私のホストファミリーは小さな子供がいるので、とてもにぎやかで楽しいです。子供は私に容赦なくスペイン語をぶつけてくるのでとても勉強になります(笑)

 また、写真はエンチラーダという料理で、トルティーヤの中に鶏肉が入っており、上にトマトソースがかかっています。メキシコの家庭料理はとてもおいしく、ホームステイ中にたくさん教えてもらい、また、日本の料理も家族のために作りたいです。
 家族とこれからたくさんの思い出を作っていきたいです。
(農学部3年 亀川) 

     

 

 

 

 

 コラム

 この3か月のプログラムもいよいよ折り返し地点に来ました。いよいよ今週からホームステイが始まります。日本にいる時はあまり小さな子供と接する機会が無かったのですが、メキシコにいると、小さな子供と接したり、目にしたりする機会が大変多いので、子供の多さを実感しています。
 メキシコの赤ちゃんに関する行事と言えば”baby shower” があります。ホストマザーの友人が赤ちゃんを出産するという事で、今回、私も出席させてもらえることになりました。この会は、出産前の女性を応援するための会だそうで、出産予定日の約1か月前に開くのが一般的だそうです。参加者は主に女性で、赤ちゃんへのプレゼントを持って行くのがルールです。この会では、赤ちゃんに関係するゲームをしたり、みんなで食事をしたり、話をしたりしました。大変のんびりした時間が流れ、とても素敵な行事でした。そして何より、たくさんの人に祝福されて生まれてくる赤ちゃんはとても幸せだと思いました。
(農学部3年 小林)