H25年度デービス滞在記第4回 ~メキシコ海外実践教育プログラム~

UC Davisでの授業風景

 約一か月のアメリカ生活を終え、私はここには書ききれないほどの素晴らしい体験をした。その中で、UC Davisでのクラスについて紹介したいと思う。

 私たちのプログラムは初日のテストでレベル別に分けられ、自分に合った授業が受けられるようになっている。今年のこのプログラムには例年以上に日本人が多く、9割が日本人だった。授業は一日4コマで、私の授業はリサーチ、発音・リスニング、アメリカ文化、Idiom・Expressionについてだった。授業はもちろんみんなEnglish!初めの一週間は先生の話は全く理解できなかったし、自分の意見を言う事も大変だった。しかし、日が経つにつれてだんだん良く聞き取れるようになり、前よりもスムーズに会話ができるようになった。

 若い先生が多く、とてもフレンドリーで授業以外でも大学内で会えばよく話をした。クラスメイトはほとんど日本人だったが、東京や大阪などみんな様々な場所から来ていて違う大学のことも知ることができた。

 最後の一週間はプレゼンにスピーチにテストとかなり忙しかったが、クラスでランチやピクニックにも行き、本当に楽しかった。最終日はクラスのみんなでパーティーに行き、帰りはみんな泣いていた。別れは本当に辛い。メキシコではこの経験を活かして更に濃い毎日を送りたい。ありがとうUC Davis!!!!(地域学部3年K.N)

プレゼンポスター↓

 

クラスでのピクニック↓

 

授業前の教室風景↓

 

パーティーの様子↓

 

デービスでの授業

 デービスでは、習熟度に応じたクラス分けが行われ、そこで授業を受けます。そのため、それぞれの実力に応じた授業が受けられます。(自分の場合は幸か不幸か、自分以外は女子というクラス!)
クラスによって授業内容も若干異なりますが、今回は自分が受けた授業を紹介します。

  ①文化について考える授業。軽いテーマから、人種差別などのシリアスな問題まで、いろいろと考えました。
     1か月のアメリカでの生活に対して、色々と違った視点や気づきを与えてくれた授業でした。
 
  ②発音の授業。ミニゲームをしたり、歌を歌ったりして発音を学びます。楽しくてにぎやかな授業でした。
     やれやれ、それにしても英語の発音は舌が疲れますね・・・。
 
  ③ちょっとしたプロジェクト。各自でテーマを決めて質問を考え、実際にデービスにする人々にインタビューし、
     その結果をまとめて発表。なかなかチャレンジングな授業でしたが、良い経験になりました。
     達成感もありますし、何より自信がつきました。
 
  ④イディオムの授業。ネイティブが使う生の英語を学べます。ペアに分かれて、習ったイディオムを使って寸劇を
     作りました。回を追うごとに上がっていくクオリティー。ほか下り面白いものを作ろう燃えました。
     そう、それはまさに青春でした。

 

 どの授業もアクティブで面白かったです。しかも少人数クラス。日本なら、寝る授業をする先生が悪い、という言い訳もできそうなものですが、こっちでは有り得ませんね。寝る学生が悪い。そもそもグループワークが多いので寝る暇もありませんが。

 これを読んで少しでも興味を持ってくれれば幸いですが、最後に、このプログラムに参加してみたいと思っている学生に一言。

『このプログラムは他大学からも日本人が沢山来ています。英語を話さずとも日本人とつるんでいれば生活できてしまうかもしれません。それはもったいない!待っているだけで誰かが寄ってきてくれるなどと考えてはいけません。勇気のいることですが、どんどんデービスの学生に話しかけてみましょう。彼らはみんなフレンドリーです!がんばった分だけ、多くを得られる1ヶ月です。Don’t be shy!』

(農学部3年D.M)

 

今日は外が気持ちいいから、授業も外でやっちゃおうかー。
そう、これも授業なんです!

 

寸劇の様子。あれ、シチュエーションはシリアスなはずなのに・・・。
どの劇もおもしろい!