留学生京都研修旅行レポート

 

平成26年度 地域学部入学 蘇 少筠(ス シャオユン):台湾   

京都旅行のレポート

大阪と同じ、京都もとても古い町であるのを知っています。しかし、大阪とは全然違う雰囲気だと思います。前に、あるサイトで読んだ文章は「大阪は文化の都です。そして、京都は政治の都です。」でした。政治の都こそ、礼儀正しさや上品な日本語を喋るなどの雰囲気を感じさせやすいのでしょうか。

直接京都に行くとき、沢山の新しい発見がありました。例えば、道路は大体横と縱になっていることです。最初、バスがずっとまっすぐ行くのを気にしてなく、多分順路の関係かなあと思っていました。しかし、地図を見ると、道路は本当に横と縱になっていたのでびっくりしました。まるで碁盤みたいです。二つ目は普通に着物を着ることです。着物を着るときは動きにくいと思いますが、京都には着物を着る人々をよく見ました。観光客だったらあまりおかしくないと思いますが、京都の人も着るのを見てびっくりしました。最初にも書いた「上品の雰囲気」ということですが、今でも京都の方は礼儀正しくするという心を持っているでしょうか。とても面白いと思います。

清水寺は自分の想像より小さかったです。多分観光客が多すぎかもしれません。本来の寺の静けさをあまり感じませんでした。しかし、靴を脱ぎ、本殿に入ると別の世界を感じました。すーと心が静かになって、鐘の音も聞けました。とても不思議だと思いました。そして、清水の舞台の高さも想像より低いです。舞台に立っている時はどこか綺麗かあまり分かりませんでしたが、もっと遠い場所から見ると、舞台が凛々しく建てられるのが分かりました。

 

 

隣の音羽の滝も行きました。三つ滝は別々の意味があり、人々は自分が願う泉を飲むそうです。しかし、どちらが学問か健康か、実はあまり分かりませんでした。席が空いているならそちらの泉を飲むだけでも嬉しいと思いました。そして、泉を取る道具を紫外線殺菌の機械に置くのはすごく面白いと思いました。古代日本に代表する京都の寺にはそんな現代的なものがあり、時代のインパクトだと思いました。

 二日目は別々のコースによるグループ活動でした。私が参加するのは伏見稲荷コースでした。このコースを選んだ理由は、伏見稲荷大社を舞台にする作品「いなりこんこん、恋いろは」を見たからです。ずっと作品の中で見た赤い鳥居や本殿が見たいと思い、本当に嬉しかったです。

 

 京都の伏見稲荷大社は全日本にある稲荷社の総本宮であり、稲荷山に祀ったのがはじまり、五榖豊穣、商売繁昌、家内安全の守護神です。そして、大社では狐をよく見ます。その理由は、狐は稲荷大神のお使いであり、霊狐と呼ばれている人々の願いを伝えてくれる方だからです。稲荷大社の見所は赤い建物と鳥居です。何故赤いのか、その原因は古代から朱色は悪い物に対抗し、生命力を象徴する色だからです。稲荷大神の神威を表す色として、稲荷大社の建物と鳥居は大体朱色で塗られています。

 

 稲荷山登りは二日目のメインコースでした。過程は千本鳥居を通りました。本当に綺麗で、神が住んでいる国に来た感じでした。一本ずつ立ち、稲荷大神のところに導いてくれるみたいでした。もっと頂上に登ると人も少なくなりました。本殿から見た稲荷山は高くないと思いましたが、自分の想像より高かったです。しかし、頂上に着いたとき、その達成感は言葉で形容できない感動でした。最後は「頑張ったよ」と稲荷大神に伝えました。

 東福寺について、知らないことは沢山あります。京都は色々な寺があり、どうして特別に東福寺に来たのか最初はあまり分かりませんでした。しかし、境内に入り、パンフレットをもらったあと分かりました。全部の建物は文化重要財と国宝であり、しかも今回非公開文化財に見に行けるのもびっくりしました。靴をぬぎ国宝に入るのは正直怖かったです。「申し訳ございません」という気分でした。

 

 今回特別公開なのは「龍吟庵」という庭です。東福寺第三代住持大明国師の墓所であり、日本最古の方丈建築と呼ばれています。残念ながら、建物の部分は撮影禁止でしたが、庭の撮影だけ許されたのです。日本式の庭を見るのは初めてでした。そして、普通の庭ではなく、庭自身には物語があるようです。

 

南の「無の庭」はただの白砂を被り、他の飾りがない庭です。後ろの竹で作られた壁は雷の形の飾りがあり、「後ろには龍がいる」という象徴です。

 

西庭の「龍の庭」は曇天の模様であり龍が海から出てくるという場面を現しています。白砂や黒砂や石で作られるのはただの庭ではなく、芸術品だと思いました。綺麗さと迫力さがとてもすごかったです。

 

 東の「不離の庭」は国師の小さい頃の物語の庭です。狼に襲擊された国師の身を二匹の犬が守ったという物語です。前の庭は白と黒の砂を使いましたが、最後の庭は緊張感を表現するため赤い砂を使いました。この赤い砂は京都の鞍馬山の石から作られたそうです。

短い時間でしたが、知らなかったことを沢山勉強するのはとても楽しかったです。

初めての京都旅行は本当に楽しかったです。遊びだけではなく、この古い町のことも少しづつ理解できました。まだ色々な古い建物と歴史を見ていないと思うので、いつかまた京都に遊びに行きたいと思います。