【メキシコ海外実践教育プログラム】ラパス便り①②

おしらせ
公開日: 2023/08/30

メキシコ・ラパスで奮闘する学生たちの活動報告を“ラパス便り”としてプログラム実施期間中の8月~9月の間、お届けします♪

 

① メキシコシティまでの道のり~開講式へ (竹内)

8月18日、成田国際空港からメキシコシティまで13時間のフライトを経てようやくメキシコシティに到着しました。各々、体調不良に悩んでいて全体的に雰囲気が暗かったように感じます。しかし、到着後の夕食は宿泊先であるホテルの近くのレストランでメキシコ全開の料理を食べ、とても雰囲気が明るくなったように思います。箕輪先生のメニュー紹介は分かりやすく最高でした。

8月19・20日は、メキシコシティで活動しました。まずJICAメキシコ事務所を訪問しました。JICAの現在の活動内容や現状を現役職員の方が、自らの経歴等を交えつつ紹介して下さいました。森合君の最初の挨拶と最後の挨拶ですが、蕪木先生から声が小さいと指摘されていたものの、とても頑張っていたと思います。その後、昼食では、私はチーズが大量に入ったポジョ(鶏肉料理)を食べました。量が多かったのですが、美味しかったのでギリギリ食べきることができました。その日はお腹がいっぱいで晩御飯は食べる気になれませんでした。テオティワカン遺跡の見学では、昔、その地で暮らしていた人々の様子を確認することができ、様々な遺跡を見た中でも、特に太陽のピラミッド、月のピラミッドの迫力はこの報告を書いている今でも忘れられません。

8月24日、開講式は鳥取大学とCIBNOR、UABCS両方の学長、副学長等の挨拶から始まりました。鳥取大学の代表として藤井さんがスペイン語と英語を織り交ぜた見事なスピーチをしていました。これから約5週間、がんばります!!

初のメキシコ料理
テオティワカン遺跡にて
開講式後全員で記念写真

 

② UABCSでの授業や学生の様子 (上田)

UABCSにて行われる講義は、スペイン語と英語の2つです。まず、初めの講義はスペイン語でした。スペイン語は正直自信がなく、講義についていけるか心配でしたが、バディの学生が英訳して教えてくれるので、思っていた以上に講義に集中することができ、充実した時間を過ごすことができました。また、スペイン語の課外授業では「知らない人に話しかけて簡単な会話をする」という、日本では経験したことがないような内容で不安しかありませんでした。しかし、バディが親切に手伝ってくれたので難なくこなすことができました。

英語の講義は日本で使っている教科書と似たようなものを使用するのですが、その授業形態は似て非なるもので、グループディスカッションが主体でした。どの講義にも言えることですが、常に現地の学生と会話をして授業に臨むので、英会話の練習にも繋がるものだと感じました。一日中英語漬けなのでもちろん力にはなるのですが、やはりまだ英語に慣れていないのか、常にリスニングテストを受けているような緊張感が自分の中にはあり、少し頭が疲れてしまうといったこともありました。

現地の学生たちは皆とても親切で、そこはかとなく明るい人が多いと感じました。スペイン語で学生同士が会話をしているため、何を言っているかは分かりませんが、楽しそうに笑っているのをよく見かけます。また、日本に興味がある人も多く、お互いの文化を共有する楽しさというのも感じることができました。

バディの学生と
ラパス市内へ
スペイン語での街頭インタビュー

 

続く