智頭町で稲刈り作業を行いました

おしらせ
公開日: 2018/10/16

922日(土)に鳥取県智頭町において「智頭町コントリビューションの会」が主催する稲刈りに鳥取大学の留学生(中国、韓国、モンゴル、ウガンダなど)18名と日本人学生7名、教職員3名に加え、鳥取環境大学の学生3名、合わせて31名が参加しました。

 

この事業は、コントリビューションの会がアフリカのケニアにある児童養護施設にお米を送るため、地域の休耕田を活用し活用してきたもので、2010年から始まりました。本学は、地域(コントリビューションの会)との交流活動の一環として、中島平和記念国際交流財団の支援を受け、春の田植え、秋の稲刈りと連携して行っています。 

 

この日は、智頭町の関係者(コントリビューションの会、智頭農林高校、智頭町森のようちえんなど)、鳥取西高等学校の教員など多くの方と一緒に総勢約70名で稲刈りを行いました。

 

当日は、前日からの雨もあり、作業ができるか心配されましたが、無事に稲刈りを行うことができました。このたびは、7月の西日本豪雨の影響で田んぼに土砂が流入してしまい、5月に植えた稲が土砂で埋まり、稲刈り用のバインダーを使用することができず、すべて手作業で刈り取りを行いました。また、刈り取り作業と並行し、刈った稲をまとめた稲束を干すために、稲木作りも行いました。本学からの参加者は、地域の方々の指導の下、楽しみながら約1時間半の稲刈り作業を体験しました。収穫されたお米は、主催者の手によりアフリカに送られます。

 

稲刈りの後は会場を公民館に移し餅つきが行われ、数名の留学生が順番に杵を使って餅つきを体験しました。昼食ではつきたてのお餅に加え、智頭町の郷土料理やカレーが振る舞われました。最後に交流会として参加留学生の出身国の紹介やマジックのパフォーマンスが披露されました。5月の田植えに続き、農作業を通じて留学生と地域の方々と楽しい国際交流をはかることができました。次年度は、10周年事業になる予定です。

 

稲刈り作業の様子
稲木に稲束を干す作業
交流会前の昼食時間
稲刈り後のたんぼで記念撮影