国立水研究センター
National Water Research Center(NWRC)
エジプト・アラブ共和国
所在地:Fum Ismailiya Canai, P.O.Box 74, Shbra, El-Kheima 13411, Cairo, Egypt
TEL:+202-4444-6762(6180)
FAX:+202-4444-6761(7846)
ホームページ:https://www.nwrc.gov.eg/
偉大な歴史家ヘドロスが「エジプトはナイルの賜」と述べているごとく、ナイルなくしてエジプトは存在しない。そのことから、ナイルを総合的に開発・維持するシステムを作り上げている。
農学部及び乾燥地研究センターを中心に行っているJICA集団研修コース「乾燥地水資源の開発と環境評価」に2002年度参加の研修員がNWRCのスタッフで、2003年10月より農学部に留学しており、彼を通じてセンターより協定締結の申し出があり、2004年6月に学術交流協定を締結。2007年6月には海外拠点オフィスを設置。
また、2009年からはJICA集団研修「乾燥地における土地・水資源の適正管理と有効活用」における在外補完研修をNWRCで実施している。
NWRCは、カイロ市内より、車で約1時間、ナイル川下流のデルタ地帯、通称デルタ・バラージ(Delta Barrage)にある。タクシーや、近くの大通りまで来る乗り合いバスを使う方法もあるが、値段交渉や、言葉の問題もあり、NWRC担当者に直接車を出してもらうことを依頼した方がよい。タクシーで行くなら、空港から200エジプトポンド(5000円弱)くらい、市内からなら、100エジプトポンド(2000円)くらいかかる。*ちなみに、黄色い板に、黒い文字で“TAXI”と書いてあるプレートを掲げるタクシーは、メーターが付き、値段交渉可能で、法外な値段を吹っかけられる心配が無い、ということである。
シングルルームの様子 |
鳥大オフィスは、NWRCの一番北側の事務局4階に位置している。NWRC責任者、ガーウィッシュ教授のオフィスに隣接しており、 教授の技術顧問の部屋と共同で、部屋の半分を占めている。大体7、8畳の大きさ。
設備:パソコン(日本語が打てない、インターネット可能)、机、椅子、本棚、エアコン、(以下技術顧問と共用)ファックス、フォトコピー機、電話
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