鳥取大学は、長期留学プログラム「スパイラルアップ実践力強化留学」の派遣学生を募集します。
【プログラムの概要】
このプログラムは、鳥取大学の協定校、「ウガンダ・マケレレ大学、メキシコ・南バハカリフォルニア
自治大学、マレーシア・マラヤ大学」に、長期(半年から1年間)留学し、協定校における専門科目を
受講し、現地地域社会との交流等の後、現地の企業等において短期間のインターンシップに参加する
ことで、タフさと実践力を身に付けることを目的としています。
【応募資格】
鳥取大学の学部課程または修士課程に在学中の学生で、大学が実施する短期・中期の海外派遣プログラム※1に
すでに参加しており、さらなるステップアップを図る者
※1:メキシコ海外実践教育プログラム、ウガンダ海外実践教育プログラム、
マレーシア多文化協働実践プログラム、マレーシアファーストステップ英語異文化研修等
【必要な語学水準】
応募時のTOEICスコア 600以上
さらに、派遣までに異文化理解力と語学力を向上させるため、派遣決定から派遣開始までの期間に、
語学強化コース(英語/スペイン語)や国内英語イマージョンプログラム等への参加、および学内・
地域社会での国際交流活動を義務付けます。
【募集定員】 5名 ※上限3名として奨学金支給対象者を選考。非対象の2名は自費参加とする。
【奨学金額】マレーシア:7万円/月、ウガンダ・メキシコ:6万円/月
(奨学金申請時に、奨学金に加えて渡航支援金に申請できる場合があります。申請条件等の詳細は、
国際交流課へ確認してください。)
【留学期間】 2023年8月~2024年7月の期間中、半年から一年間
2024年1月~2024年12月の期間中、半年から一年間
【留学先】 ウガンダ(マケレレ大学)、マレーシア(マラヤ大学)
メキシコ(南バハカリフォルニア自治大学)
【募集期間】 随時(定員に達し次第、募集を終了)2023年12月15日(金)17:00まで
【応募方法】 所属学部教務係および指導教員に相談し、承諾を得た上で、国際交流課へ申し出てください。
【プログラムの達成目標】
日本とは大きく異なる社会の現実の中で、自分自身のもつ能力を活かすと同時に、そこで必要となる能力
を身に着けながら、参加学生が描く将来のグローバル社会の構想づくりの中で自分自身の生き方を探る
課題を追求し、自分の専門性の持ち方と、その活かし方を探求していくことを達成目標とします。
具体的には下記のような目標です。
1. 派遣先現地で生活に必要な現地語を習得し、日常生活ができる。
2. 派遣先大学で英語による授業を履修し、自分の専門分野の知識・技能を発展させる。
3. 派遣先の企業や公的機関などでインターンシップを経験する。
4. 派遣先の大学や地域において、日本についての情報を発信する。
5. 派遣先大学の学生と協働活動を通じて、学術、社会、文化的交流の場を作り出す。
6. 派遣先と本学との連携・協働を促進する持続的な関係構築を行う。
7. 帰国後に本学や日本(大学の周辺地域、出身地、研究関連など)との協働の働きかけを行う。
【留学前の課題】
課題1:プログラム参加の目的とそのための準備計画についてレポートにまとめる。
課題2:派遣先の情報を調べてレポートにまとめる。
歴史、経済、政治、教育、生活、現代文化、派遣先大学の情報(教育・研究)
課題3:留学経験のある学生へのインタビュー結果報告
課題4:国際交流活動への参加報告
課題5:英語学習(語学強化コース 他)
課題6:現地言語の学習:派遣先の学生と自分で連絡をとり、学習を開始する。
【留学中の課題】
課題1:派遣先大学での授業履修、単位取得
課題2:派遣先大学の学生や現地地域社会との交流(英語カフェ/コミュニティカフェ開催)
課題3:日本(文化・言語)についての発信/本学紹介(場作りと発信、フィードバックをまとめる)
課題4:現地語での生活 現地語による行動リスト作成
課題5:文化交流の場の開催企画・実施(日本語や日本文化情報の提供)
課題6:オンラインによる本学との学生交流の場の企画実施(英語カフェ開催)
課題7:現地大学と本学との交流の仕組みづくり(本学のGフレンズチームとの交流制度づくり)
課題8:現地企業等における短期インターンシップ
【留学後の課題】
課題1:本プログラム報告会での口頭報告
課題2:留学レポート作成
課題3:現地との交流活動の企画実施(英語カフェ開催)
課題4:学外の国際交流活動への参加上
【留意事項】
①この留学プログラムは、留学先大学との調整、渡航手続き等、留学に係る諸手続きを
留学する学生が各自で行うプログラムです。
②長期留学を考える者は、必ず所属学部教務係・指導教員と相談をした上で、国際交流課まで
申し出てください(指導教員の承諾を得ることから始めてください)。
③奨学金を受給することができない場合は、渡航および留学生活等の費用のすべてを
自費でまかなうことができるよう備えておくことを勧めます。
④マラヤ大学では学部に所属しない、大学モビリティーセンターが運営する交換留学プログラムと
なっています。
<マラヤ大学ウェブサイト> https://gem.um.edu.my/inbound-long-term-home