ようこそ鳥大へ!新・留学生へのオリエンテーションを開催しました

おしらせ
留学生対象
公開日: 2019/10/11

鳥取大学国際交流センターは、9月30日(月)及び10月5日(土)、新留学生を対象にしたオリエンテーションを実施し、総勢61名が両日のオリエンテーションに参加しました。例年1日かけて実施している新留学生を対象にした本オリエンテーションですが、今回は内容を充実させ、2日間に分けて実施しました。

第1日目、安延国際交流センター長から歓迎と激励の挨拶を受け、国際交流センター教職員の紹介の後、3つの語圏グループ(英語、中国語、韓国語)に分かれて、鳥取での生活や学校生活に必要な情報について説明を受けました。その後、株式会社マイナビによる外国人留学生のための就職セミナーを行い、留学生を取り巻く日本での就職事情の他、留学生が日本で就職するために必要な心構えや進め方などについてガイダンスを受けました。

第2日目は、まず初めに、留学生宿舎である国際交流会館において、消防訓練として火災を想定した避難訓練を行った後、ベランダハッチを用いた避難器具の使用について説明を受け、実際にハッチから梯子を使って地上まで下りるデモンストレーションを行いました。また、水消火器を使用した消火訓練、消防署への119番通報の訓練を行い、湖山消防署から指導を受けました。

その後、鳥取大学へ会場を移し、八頭県土整備事務所及び鳥取県国際交流財団の協力の下、防災セミナーを実施しました。本セミナーは、土砂災害や洪水などの自然災害が起こった際、どのように防災情報を得ることができるか、実際に多言語で提供されるアプリを使用して、大学や国際交流会館周辺のハザードマップを確認し、災害が起こった際、どこへ避難すればよいかなど解説を受けました。留学生たちは、まだ慣れない土地のハザードマップを読み取るのに苦労していましたが、日本人学生や先輩留学生がサポートしながら作業を進めました。

午後からは、鳥取警察署による生活上の安全や交通安全についての講習が行われ、緊急時の警察への連絡方法や留学生に係る生活上の留意点についての説明がありました。特に、使用頻度が高い自転車の乗り方については、シミュレーターを使用して、実際に道路を自転車で走っているかのような模擬体験をしました。続いて、鳥取市国際交流プラザから、施設の利用方法やイベントについての案内と、可燃ごみと資源回収ごみ等の分別・ごみの出し方について説明を受け、2日間に渡るオリエンテーションを終えました。

 

消火訓練を行う留学生キャプション

 

防災セミナーの様子
オリエンテーションを受ける留学生