12月11日に鳥取大学グローバル人材育成教育プログラム(以下、「TOUGHプログラム」)のグローバル基礎力養成コース、グローバル強化コースを同時に修了した学生1名に認定証を授与しました。
TOUGHプログラムは、平成24年度に文部科学省に採択された「経済社会の発展をけん引するグローバル人材育成支援」により平成28年度に本学が構築した「タフで実践力のあるグローバル人材」を育成するプログラムです。令和2年度から修了要件を一部変更しましたが、グローバル基礎力養成コースでは、グローバル教育基礎科目群の中から12単位以上修得のうえ、対象科目のGPA2.5以上、グローバル活動ポイント(国際交流、外国語習得等に関する活動)8ポイント以上、TOEICスコア600点以上、グローバル強化コースでは、各学部指定の強化専門科目から計6単位以上、グローバルポイントは基礎力養成コース時との累計15ポイント、TOEIC800点以上など厳しい修了要件が課されています。今回で、認定者数の通算は、グローバル基礎力養成コースは新旧要件合わせて19名、グローバル強化コースは4名となりました。
授与式では山口理事から各コースの認定証と記念品が渡された後、「コロナ禍1年生で留学し、G-frenz(学生主体の国際交流活動グループ)では新リーダーをつとめているなど、多面的に活躍されているが、さらなる高みを目指して鳥取大学、社会のために頑張ってください」とお祝いの言葉を述べられました。次に、安延副学長から、「マレーシア留学中に、論理的に話をしていて、しっかりした学生さんと思っていました。また、G-frenzの担当教員から、G-frenzの活動がより自主的に運営されるようになったと聞いています。これからも問題意識をもって色々なアイデアを提案してください」と激励の言葉が贈られました。修了者の野口結寿さん(農学部2年生)からは、「英語のTOEICのスコアを上げることと、勉強しているスペイン語も卒業までに検定に合格したい」と今後の抱負が述べられました。
山口理事から認定証の授与
下段、左から、御舘教授、山口理事、修了者の野口さん、
安延副学長、宮本学生部長
上段、プログラム関係教員など