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															~メキシコについて~ 
														
															  クリーンな国、日本と比べて、メキシコでは、衛生的ではないと感じることが多々あります。街中、蠅だらけです。道端はもちろん、スーパーのお惣菜コーナー、パン売り場、野菜売り場の全てに蠅が飛び交っています。さらに、明らかにカビが生えているケーキも、腐っている野菜も並べられています。日本なら誰も買い物に来なくなるでしょう。 
															 学校の食堂や売店にも蠅はいますが、ある日、道端にある売店で、ドーナツが売ってある入れ物の中をたくさんの小さな蟻が歩いていました。蠅には目をつぶれても、さすがに私は、このドーナツに手を伸ばすことが出来ませんでした。 
															私たちが利用しているペセロ(公共バス)のシートは穴があき、落書きがされ、窓ガラスは曇って薄汚れています。日本にこのようなバスがあったなら座席に座ることを躊躇してしまうでしょう。 
															日本から見たら、これらのどれもがあり得ないことだと思います。しかし、実際にメキシコで生活をしてみると、どれもさほど気になりません。腐っているものや蟻が集ったものは買わなければいいし、蠅だって追い払えば済みます。人は陽気で温かく、バスはレディーファーストが徹底されていて、女性は他人であっても必ず席を譲ってもらえます。小さな男の子が当たり前のようにすっと席を譲った時には驚きました。日本ではまず見られない光景です。 
															私は、日本とは対極のように思われるメキシコに来てみて初めて日本人の潔癖な生活に寂しさを感じました。(佐々木) 
														
														
															 
															  
														
															  
														
															  
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															・・スタッフから一言・・ 
														
															 ラパスは海沿いの町なので、漁業が盛んです。セントロ(ダウンタウン)のメルカド(市場)には魚屋さんが数件並び、朝早くから魚介を買いもとめるお客さんで賑わいます。 
															 ラパスには魚介類の料理がたくさんあります。生のホタテ貝にレモンを絞ってトウガラシのソースと醤油をたらして食べたり、海老や魚をレモンでしめてあるセビッチェをクラッカーの上にのせて食べると最高です。また、スープの種類も豊富でSopa de mariscos(魚介類のスープ)や Sopa de Pescado(魚のスープ)などがあります。こちらではスープをオーダーすると、大きなボウルにスープが盛られて、トルティージャと一緒にでてきます。スープはサイドメニューではなく、それだけでお腹いっぱいになります。日本に帰って一番恋しくなるのはこの、“Sopa de mariscos”だと思います。新鮮な魚介類が豊富なラパスならではの料理、ラパスに来ることがあれば、是非おためしください!! 
														
															    
															  ホタテの刺身とセビッチェ     魚介類のスー プ 
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