11月26日(水)
この日、私達はラパス市郊外にあるCFE(メキシコ電力公社)の火力発電所見学に行きました。メキシコでのエネルギー発電の現状や二酸化炭素の排出量調査を行うのが目的です。メキシコの発電所は、そのほとんどが国営であり、発電所の中に入ることは普通出来ないのですが、今回は特別に見学することが出来ました。しかし、見学にあたっての規則は厳重で、身分を証明するためのパスポート必携、デジカメ・ビデオ持込禁止、靴・長袖着用・・・。敷地内に入る際には厳しいチェックを受けました。
最初は施設内の一室で発電所の概要説明を受け、予め準備していた項目について質問をし、その後施設の見学をしました。施設内は想像以上にとてもハイテクで整然としており、技術の高さが伺えました。
寮に帰宅後、得られた情報から、目的であった二酸化炭素の排出量を出すなどとデータ解析を各班で行いました。この排出量は次回調査を行う佐野先生の、森林の持つ二酸化炭素の吸収量と関係してくるので、来週の泊りがけの実習が今から待ち遠しいです! (川野)
入り口でヘルメットを渡されます

2限目が終わると、今週誕生日を迎えた3人のためにメキシコ人の学生が大きなケーキを準備して祝ってくれました。おなじみの“Happy birthday to you ~♪”を皆で歌い、メキシコ人学生はメキシコのバースデイソング、更にフランス語を習っている学生たちはフランス語でも歌ってくれました。(矢野)
←Feliz Cumpleaños 誕生日おめでとう!
メキシコ人アミーゴからのサプライズ!
11月28日(金)

今日は、各班に分かれてラパスのエネルギー問題を把握するためにインタビュー調査を行いました。調査場所として、B1班は郊外の大型ショッピングセンター・ソリアナ周辺、その他の班はセントロ(ダウンタウン)周辺で調査を行いました。
内容としては、各家庭の電気料金、環境問題への意識などについての聞き取り調査です。また、質問はすべてスペイン語で行いました。ラパスでの約3ヶ月で学んできた集大成とも言えます。自分自身が思っているよりも3ヶ月でスペイン語が上達していることに驚きを感じ、さらに多くのメキシコ人と触れ合えるいい機会となりました。
後残り少ないラパスでの生活を有意義なものにするためにも、一日一日を大切にして頑張っていきたいと思います。(中田)
街角での聞き取り調査も、すっかりなれたもの。物怖じせずどんどん話しかけて行きます→