メキシコ海外実践教育カリキュラム 第11週

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第11週 (11月15日~11月21日)

 


第11週目に入りました!鳥取では雪が降ったとか?!?!こちらはずいぶん寒くなってきた、とはいえ、日中の気温は30度を超えるときもあります。朝晩は冷え込みますが、まだまだ半そでで大丈夫です。
毎日が盛りだくさんでintensiveな実習となっていますが、今週月曜日は久々の祝日(革命記念日)で連休となり、バスに乗って近場の町まで足を伸ばす姿も見受けられました。
今週は、先週に引き続き「メキシコにおける風力エネルギー利用」と「環境水の水質調査」の2つの実習が行われました。好例の実習最終日のプレゼンでは、今回も徹夜状態。第5回目のプレゼンの出来はいかに?!
今週は、先週に引き続き「メキシコにおける風力エネルギー利用」と「環境水の水質調査」の2つの実習が行われました。好例の実習最終日のプレゼンでは、今回も徹夜状態。第5回目のプレゼンの出来はいかに?

早くもクリスマスデコレーションがお目見え。
カトリックの国メキシコではクリスマスは
一大イベント。キリスト生誕の様子を再現
したNacimientoとクリスマスツリー

《第11週スケジュール》

1限
(9:00~10:30)
2限
(10:40~12:10)
3限
(13:10~14:40)
4限
(14:50~16:20)
5限
(16:30~18:00)
17 革命記念日(祝日)
18 Fieldwork9&10
「メキシコにおける風力エネルギー利用」:原
「環境水の水質調査」:赤尾
19 Fieldwork9&10
「メキシコにおける風力エネルギー利用」:原
「環境水の水質調査」:赤尾
20  スペイン語
(UABCS/Guadalupe Urban)
国際コミュニケーション論
(UABCS/Bertin Nienhuis)
自然・生存環境概論
(UABCS/Emigdio Z..Flores)
   
21 Fieldwork9&10
「メキシコにおける風力エネルギー利用」:原
「環境水の水質調査」:赤尾

11月17日(月)

メキシコ革命記念日ということでこの日は祝日。でも本当のメキシコの革命記念日は11月20日。ハッピーマンデーにするために、CIBNOR、UABCSともに月曜日を休日にしています。
 最初で最後の連休は、ゆっくり宿舎で過ごして休息に宛てたり、公共バスにて近場の町Todos Santosまで足を伸ばしたりしました。
Todos Santos(トドス・サントス)は、ラパスから約80キロ南下したところにある太平洋側の小さな落ち着いた町です。太平洋からの涼しい風の影響で、ラパスよりも涼しく、乾燥地でありながら豊富な地下水とオアシスがあって、緑も豊かな町です。町の周辺には大規模農場が広がっており、アメリカ向けの輸出用にトマトやチリ、バジルなどの栽培が盛んです。また、アメリカやカナダからの芸術家が住み着き、ちょっとした「アートな町」として有名です。
 
 

 

 

 

11月18・19日(火・水)
A班:
今週A班は水質調査を行いました。サンプルとして水道水を選びました。蛇口の水が普通に飲める日本と違って、ラパスの水がなぜ飲めないのか?ということを調べたいと思ったからです。
pHや一般細菌などを測定しましたが、実際に計ってみるとpHの値は日本の水質基準の規定内に収まっていて、一般細菌も少なく特 に異常は見られませんでした。しかし、EC(イオンの量を測る電気伝導度)の値がとても高く、異常が見られました。イオンの種類を詳しく調べてみても、特定することが出来ませんでした。今度、同じような実験を行うことが出来たらより詳しく調べてみたいと思いました。(岡田)

 
大腸菌をカウントしてます。Uno, dos, tres・・・



B班:
今週、B班は原先生による「メキシコにおける風力エネルギー利用」の実習を行いました。CIBNOR実験展示圃場に設置してある気象観測ステーションの風力観測データを使って、データ解析の方法を学びました。これらの解析から、クリーンエネルギーのひとつである風力発電はラパス市、またはメキシコにとって有効かについて考察します。
風速・風向・風力などの計測データは1年分。膨大なデータを皆で分担して整理・分析を行い、得られた結果から考えられる風力発電の利用について話し合いました。
こういった作業は班別で行いました。同じデータを用いての解析ですが、それぞれの班によって出てくる考察は異なっているようなので、どのようなプレゼンテーションになるのか楽しみです。(竹内)


11月20日(木)

鳥取では初雪がちり始めたと耳にしています。こちら、ラパスも冷気が日ごと加わり、バハにも冬が近づいてきているのを感じます。
この日は朝冷え込む中で1限目がスタートしました。スペイン語の授業では、期末試験であるセルフ・プレゼンテーションが行われ、9人が発表しました。それぞれ専門分野や趣味、家族のことについて発表し、これまでに学んだ成果を発揮していました。また、現地学生と共に‘知能指数’と‘教育指数’について討論をし、知能指数向上方法を学びました。この2ヶ月過ぎてしまえばあっという間でしたが、残りの時間を有効に活用し、さらにアクティブに過ごしていきたいと思います。(朝比奈)

 

 
成績評価にもつながるプレゼンテーションです

 

11月21日(金)

今日は2週間にわたって行った「メキシコにおける風力エネルギー利用」と「環境水の水質調査」の実習の集大成と言える、プレゼンテーションの日です。前回のプレゼン同様、就寝時間を削っての準備でした。準備はぎりぎりまで続けられ、行きの通学バスの中でも、至るところから英語が飛び交っていました。
5回目となる今回のプレゼンでは、質疑応答やコメントがこれまで以上に多く出てきて、良いディスカッションができたと思います。最初はパワーポイントの使い方も、プレゼンの組立て方、進め方さえもよく分からず、手探り状態でのプレゼンテーションでしたが、少しずつ回数を重ねることによって、また先生方からの指導もあって、徐々にプレゼン慣れしていっている気がしています。次回はメキシコ最後のプレゼン、頑張ります。(下鍛治)

 
原稿を見なくても発表できるようになってきました!!
 

 


~AMIGOS DE LA PAZ アミーゴス・デ・ラパス~
<参加学生からの生の一言 >

Desde Habitacion 4
学生宿舎Room 4から

★  メキシコでの生活も、はや2ヶ月半。私のお腹もずいぶん成長しました。中に詰まっているのは素敵な思い出ばかりです。我慢はよくありません。残り2週間、大好きなメキシコ料理を堪能しつくして帰国します。日本のみなさん、乞うご期待! (井上)

★  いよいよ、メキシコ実習も最後の2週間となりました。11月末が提出期限の課題がたくさんあり、3ヶ月間の実習もそろそろ終わってしまうんだなと実感しながら取り組んでいます。そんな忙しい合間を縫うようにしては、セントロ(ラパス市の中心部)に行って、買い物をしています。お土産たくさん買って帰ります!
私信で申し訳ないのですが、知人の皆様へ。私は元気でやっています。メール無精でごめんなさい。また12月にお会いしましょう。 (竹内)

また、「大学の国際戦略本部強化事業」の中の、「職員のスキルアップ」の一環としても、1ヵ月半に渡り職員を派遣、本実習のアレンジ・業務調整及び学生の生活サポートなど後方支援に当たりました。メキシコ実習を通して、学生さんと一緒に職員も切磋琢磨しています。

メキシコ実習も終盤にさしかかり、学生さんたちは課題ラッシュと最終プレゼンの準備に追われています。
ではまた来週・・・・・Hasta luego!!!


1ヶ月半お世話になりました!