THE LA PAZ TIMES 2009 No.3

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月 日

1限
(9:00~10:30)
2限
(10:40~12:10)
3限
(13:10~14:40)
4限
(14:50~16:20)
5限
(16:30~18:00)
9 21 スペイン語② 国際コミュニケーション論② 中南米社会経済事情② フィールドワーク1
(オリエン)
 
9 22 フィールドワーク1:ラパスの地域文化と社会(中学校・役場訪問)
9 23 フィールドワーク1:ラパスの地域文化と社会(小学校訪問)
9 24 スペイン語③ 国際コミュニケーション論④ 中南米社会経済事情③ 乾燥地科学概論④  
9 25 フィールドワーク1:ラパスの地域文化と社会(プレゼンテーション)

  今週からフィールドワークが本格的に始まり、鳥取大学地域学部のケイツ先生の指導のもと、Religion, Stereotype, National identity, Languageの4つの班に分かれて調査を行いました。


今回のフィールドワークでは、ラパスの小学生と中学生を調査対象としてアンケートを行うため、目的に沿ったアンケートづくりはもちろん、理解しやすい内容であることが必要とされ、どこの班も苦戦していました。そして私たちの班はLanguageについて調査を行いました。小学生、中学生ともにとてもかわいく、アンケートにも真剣に取り組んでくれました。本当に残念だったのは、私たちがあまりスペイン語を話すことができず、スムーズな会話ができなかったことです。またアンケートは回収後に翻訳しなければならず、大変な作業でした。翻訳の時サポートしてくれたメキシコのアミーゴ(友人)達にはほんとうに、感謝、感謝です。
今週は、フィールドワークの一環として、土日も教会へ現地調査。ミサに参加したり、教会学校の生徒さんたちと意見交換の場を持ったり、休みらしい休みがありませんでした。その上、水・木曜日はプレゼンの準備に追われ、みんなあまり睡眠時間を取ることができませんでした。これが後6回、7回と続くのかと思うと少しぞっとします。しかし、グループでやればつらさが軽減されますし、終わった時の達成感は何倍にもなります。大学生でいる以上、プレゼン能力は必要となってきますし、お互いを刺激し合える環境にいることは、自分磨きにつながっていると思います。そして、同じ困難を乗り越えた仲間との絆も深まってくるのではないでしょうか。
みんなで行けば怖くない!それで自分のステップアップに繋がると考えれば、これからも頑張っていけそうです。みんなのこれからに乞うご期待を!!  (福田)
 

・・スタッフから一言・・

 今週は先週に引き続きラパスの地域文化と社会についてのフィールドワークを行いました。今回のテーマの1つであるメキシコの宗教についてですが、メキシコ人の約85%が敬謙なカトリック教徒で、褐色の肌を持つグアダルーペのマリアを強く信仰しています。

 フィールドワークの一環として、9月19日(土)と20日(日)にラパスの教会を訪れ、19日は教会でカトリックについて学んでいる学生に宗教・言語・ナショナルアイデンティティー・ステレオタイプについての質問を行いました。メキシコ人学生からも日本に関する質問がたくさんあがり、教室はみんなの興奮と熱気に包まれました。20日の夕方はたくさんの人が集まる教会でミサに参加しました。

多くの日本人は宗教に関して信仰心があまりないので、カトリックを強く信仰するメキシコはどのように学生の目には映ったのでしょうか。そして今回は自分達の国の宗教についても深く考えるいい機会となったようです。
 

 

 

 

 

 

 

<<PHOTOS>>

9月19日(土)教会でのアンケートの後・・・ 中学校訪問時の挨拶の様子  スペイン語で行いました

ラパスの役場にて、ラパスの産業や環境問題、交通ルールについてなどの質問を行いました 小学校にて

ケイツ先生どうもありがとうございました!!  日本と聞いてイメージするものはという質問に、
ラパスの中学生が書いた絵は・・・

アンケート集計中・・・
 

~コラム~

 ラパスに着いて早くも2週目に突入しました。こちらでの生活にもだいぶ慣れ、みんな生き生きしています!もう1か月くらいラパスにいるような気分。それはきっと一日一日が充実しているからだと思います。

今週はUABCSから宿舎に帰るバスを乗り間違えるというハプニングが発生しました。まわりがだんだん暗くなっていくと不安も大きくなっていき、宿舎の近くの通りを見つけた時は本当にほっとしました。きっとこれも後々笑い話になるはずです。

今週から始まったフィールドワーク「ラパスの地域文化と社会」では、教会や小学校、中学校、役場を訪問し、さまざまなことを学ぶことができました。今は「知りたい!知りたい!」という気持ちが大きくなっている自分にびっくりしています。これがメキシコパワーなのかもしれません。初めてのプレゼンテーションは緊張して伝えたいことをうまく伝えられなかったけれど、これから自分がどのように変わっていくのかとても楽しみです。また現地の人とたくさん触れ合う機会があり、覚えたてのスペイン語が伝わった時の喜びは忘れられません。それと同時に自分の語学力のなさを痛感する日々です。勉強あるのみ!

お気に入りのアイスクリーム屋さんも見つけることができ、これからのラパスの生活と授業がより楽しみです。 (前田)

 

   

                                   

 

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