THE LA PAZ TIMES 2009 No.2

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月 日 1限
(9:00~10:30)
2限
(10:40~12:10)
3限
(13:10~14:40) 
4限
(14:50~16:20)
5限
(16:30~18:00)
9 14 開講式
9 15 スペイン語① 国際コミュニケーション論① 中南米社会経済事情① 日墨比較文化②  
9 16 メキシコ独立記念日
9 17 フィールドワーク1:ラパスの地域文化と社会
9 18 フィールドワーク1:ラパスの地域文化と社会

 

 

9月14日(月)
 今日は開講式!!みんなドキドキしながら朝を迎えました。
開講式では参加学生を代表して、2名がスペイン語と英語でスピーチを行い、不安と期待の中、式が始まりました。彼らのスピーチは素晴らしく、その間私の心はライバル心で燃え上がっていました。私はまだこの2人のようにスペイン語も英語も話すことができないけれど、これから3ヶ月間頑張っていこうと思います。 日本を出発してから1週間しか経っていませんが、メンバーからはたくさんのことを学んでいます。これからの3ヶ月が本当に楽しみです。
9月15日(火)
 今日は初めての授業でした。すべて英語で行われる授業を、みんな必死で聞き取っていました。英語のクラスでは「R」と「L」の違いを学び、日本語にはない発音にとても苦戦しました。
UABCSのメキシコ人学生も一緒に英語の授業を受け、冷たい場を打ち壊すということで、Ice breakerという自己紹介をしました。とても緊張しました。
 
9月17日(木)・18日(金)
 地域学部のケイツ先生のフィールドワークとして、これから約2週間かけてラパスの地域文化と社会について調査します。18日の午前中はRELIGION・GLOBALIZATION・STEREOTYPES・LANGUAGE・NATIONALISM AND IDENTITYのテーマについて5つにグループに分かれてラパスの街で調査を行いました。みんな少しずつスペイン語に慣れてきたようで、地元の人にスペイン語で話しかけることが出来た人もいたようです。この一週間はとても内容の濃いものでした。
初めてのフィ-ルドワークは手探り状態ですが、これからメンバー全員全力で頑張ります。     (新田)

 

≪メキシコについて≫
ラパスの人に話しかけると、私たちにとても興味を持ってくれ、にこやかに対応してくれます。そんな心温かく、灼熱の国メキシコで私たちは学習しています。学習の拠点であるラパスは、メキシコの太平洋側に位置する世界最長のカリフォルニア半島上にあり、世界的に有名なダイビングスポットとして、また希少な海洋生物が集まる場所として良く知られています。そのため数多くの国から観光客が訪れています。ラパスは私たちの語学力の向上だけでなく、様々な国の文化を学ぶ場所としても最適な場所であると思います。ラパスでは日本のように背の高い落葉樹はそれほど見られず、見渡す限りカルドンやチョーヤといったサボテンが多く見られ、降水量も年間200ミリと乾燥した場所です。9月~10月は雨季にあたり、ハリケーンが頻繁に通過し、荒野も緑で覆われます。そして、昼間の気温が高く、灼熱の太陽が降り注ぐ場所でもあります。)

 
日本では水がこれほど貴重な
資源だと感じることは一度もありませんでしたが、ここでは水は常に貴重な資源であり、食 器の洗浄か
ら何から何にまで慎重に使うように心がけるようになりました。
そしてメキシコ人はとても気さくで、会話に英語を混ぜたり、会話が一時中断したりすることも頻繁にありますが、すぐに仲良くなること
ができアポなしでよく宿舎まで訪ねて来てくれます。この写真は,UABUCSの学生が訪ねて来てくれたときのパーティーの写真で、メキシコで最も有名な飲み物テキーラで乾杯しました。9月16日はメキシコ独立記念日で、彼らとともにラパスを堪能しました。¡Viva Independencia!(信清)                                                                 
  
<<PHOTOS>>

開講式にて メキシコの伝統行事についての英文と格闘中・・・

フィールドワークの一環。ラパスの人はアポ無し該当インタビューにも親切に答えてくれます。 夜風に吹かれながらちょっと一息・・・。

 

コラム
ラパスに到着してからあっという間に時間が過ぎました が、徐々にこちらの生活に慣れてきました。つたないスペイン語や英語のため、現地の人となかなかうまくコミュニケーションがとれませんが、その分伝わった 時の喜びは大きく、もっと勉強しよう!という意欲につながっています。
9月16日は、メキシコ最大の行事!独立記念日でした。そのため15日の前夜祭には屋台のたくさん並んだ州庁舎前へ行き、お祭りを楽しみました。メキシコ 中が歓喜にわき、独立記念日という日を持たない日本では、なかなか味わうことのできない空気を肌で感じた夜でした。日々の生活の中で、日本とメキシコの違 いを感じないことはありません。私が今まで抱いていた「当たり前」は、決して「当たり前」ではないことを知り、世界は広いことを痛感しました。けれど、ま だまだ知らないことだらけです。はじまったばかりのこれからのメキシコでの生活を充実したものにさせたいと思います。  
(濱木)