The seventh week in La Paz(第7週)

 

◆◆The seventh week in La Paz(第7週)◆◆
 

第7週(10月29日~11月2日)

 11月2日は“Dia de muertos”(死者の日) といって日本のお盆にあたる習慣があり、骸骨をモチーフにした絵や人形などが街の至る所に飾られ、日本とは違う習慣を垣間見ることができます。

 さて、第7週目は教員が交代し、農学部の菱沼先生による講義と、日置先生、山下先生による調査・実習が行われました。

 

死者の日の様子① 死者の日の様子②

 

  10月30日(火)はUABCSで菱沼先生の講義(「自然環境概論」等)があり 、畜産や牛の繁殖等に関する内容に本学の学生ほか、UABCSの獣医学科生を中心に100人を超す学生が聴講しました。
 

100人を超す学生 菱沼先生の講義

 

 10月31日(水)も引き続き菱沼先生の講義と山下先生の実習の一環でUABCSの獣医学科の協力のもと、牛舎等の施設や搾乳の見学があり 、翌11月1日(木)には、牛の子宮の解剖と直腸検査が行われました。直腸検査では先生の指導のもと、実際に牛の肛門から手を腕まで入れ触診し 、事前に図で見た直腸の構造を実際に体感するなど、牛を間近で見ることが初めての学生たちには貴重な体験になったと思われます。

 

牛の子宮解剖の様子 直腸検査体験中

 

 

牛舎見学の様子 ハイ!チーズ!

 

 11月2日(金)から3日(土)にかけて、日置先生の生態環境実習の一環でラパスから車で北に30分くらいのTecorote海岸近くの浜辺で植生観察 等を行いました。車で近づくことができない為 、ラパスから船で移動し、途中、アシカの生息する小島近くを通過し、アシカを間近で観察することができました。浜辺では先生の指導のもと砂丘地に生息する 植物や近くにあるマングローブ林の観察を行いました。マングローブ林に向かうためカヤックの体験もすることができ 、学生たちも熱心にそして楽しみながら取り組んでいる様子でした。夜になると満天の星空で、学生も砂浜で仲間と語らいながらいつまでも夜空を眺めていまし た。

 

マングローブ林の観察 浜辺の植生観察

 

記念の集合写真

~ミニアルバム~
熱心に質問中 搾りたての牛乳を

 

鶏舎で お疲れさま

 

 

植生の調査中 青空の下で

 



 

 

~参加学生からの生の声 ~
(今回は学生宿舎の10号室の学生)

En Vivo Estamos En La Paz !!
 ~Habitacion No 10


 朝晩は冷え込んできましたが、昼間は半袖で過ごしています。こちらでは、いろんなことにチャレンジできてとても 充実した日々を送っています。周りから刺激をうけることが多く、面倒くさがりな自分ですが、前とくらべると随分努力しているように感じます。20人の共同 生活では学ぶことが多く、自分の今までをふり返る良い機会となっています。また、皆と一緒にいろんなことを話すのも楽しいです。それにメキシコの人はとて も陽気で親切で一緒に喋っているととても楽しいです。11月2日にはテコロテの近くの浜辺へ実習でに行き、キャンプしました。アシカを近くで見ました。夜 には砂浜に寝転がって流れ星もたくさん見ました。残り1ヶ月と少し、多くのことを学んで帰国できるよう頑張ります。 (桐野 聡子)

 サマータイムが終わり、朝晩冷えこみが厳しきなってきました。い かがお過ごしですか。私は元気です。今週は牛の子宮の解剖と直腸検査をしました。解剖では匂いにやられて10分でダウンしました。。。すみません。金・土 はキャンプでした。初体験のことばかりで有意義な時間を過ごせました。消灯時間ギリギリに海に落とされ、テントに入れず、友達と砂浜に寝袋を並べて、満天 の星を見ながら眠った事は一生忘れません。残り半分となったメキシコ生活。たくさんの物を見て知って心に焼きつけて帰りたいと思います。 (中里 純子)

 以上、第7週目を終えて、週末にかけて学生が書いたコメントです。
今週は学生たちも様々な経験をし、多くのこと学ぶことができたように思われます。では、今回はこの辺で・・・。Hasta luego!
(今回まで堀江(現地派遣職員)がレポートしてきました。次週から職員が交代し、同様に現地から学生たちの様子をレポートします。)