The second week in La Paz(第2週)

 

 

◆◆The second week in La Paz(第2週)

   
 

第2週(9月24日~28日)

 先週末、接近のおそれがあったハリケーンは、熱帯低気圧に変化し、22日(土)の午後に夕立程度の雨が降った程度で、大事には至りませんでした。
 また、週末の21日(金)と22日(土)の夜には、CIBNORのバレーボール大会が海岸沿いのビーチで催され、学生も何人かが各チームの助っ人で参加させてもらい 、CIBNOR関係者と共に汗を流して、親睦を深めることができました。

 

バレーボール大会の様子(後方が学生) バレーボール大会の様子(試合後)

 

   さて、24日(月)から第2週がスタートし、先週と同じような時間割で、語学と講義の授業が実施されました。
 今週は韓国海洋大学校の金允海(キム・ユンヘ)先生の講義(「世界の高等教育と社会事情」ほか)も加わりました。

 
  スペイン語では日常よく使う動詞などを学習し、それらを使ってペアで会話の練習をしたり、英語の授業では、与えられたテー マでグループディスカッションしたり 、映画(英語字幕付)を観て、内容に関する課題に答えたりと実践的な学習をしている様子でした。
 27日(木)と28日(金)の英語の授業では、学生が一人ずつ各自で決めたトピックについて、英語で10分程度のプレゼンを行いました。「日本の玩具」や「箸について」 、「落語」など、様々なトピックをそれぞれ簡潔にまとめて発表し、ベッティーナ先生も学生たちの発表にとても感心していました。
 毎日、スペイン語に英語、講義も英語で行われ、学生たちも懸命に勉強している成果が出てきたように思われます。
第2週も終わり、第3週からはいよいよ野外での実習が始まります。

 

金先生の授業の様子(世界の高等教育と社会事情) 英語の授業の様子(グループディスカッション)

  
 最後に、学生たちのCIBNORでの一日の流れを簡単に紹介しましょう。
学生たちは、CIBNORで授業が行われる間、毎朝8時30分に学生宿舎を専用バスで出発し、約20分でCIBNORに到着。Salaと呼ばれる研修室へ移動し 、午前中は主に語学の授業を受けます。
お昼休みには各自でお弁当を食べたり、CIBNORの食堂で食事をしたりします。食堂ではタコスやトルタ、日替わりランチなどがあり、学生は食堂の女将さんを相手に覚えたスペイン語を実践しています。
午後の授業は主に講義を受けます。講義が終わると、専用のバスに乗って学生宿舎へ揃って帰り、一日が終わります。
以上、CIBNORでの一日の流れでした。

食堂の女将さんと

 

参加学生からの生の一言
~Estamos En La Paz !!~


ABCSがストライキ中のためにCIBNORの建物で今週は授業が行われた。午前中はスペイン語と英語の語学が中心で 、午後は中国の陳先生と韓国のキム先生の講義を受けた。特に韓国のキム先生の講義は印象に残った。地球温暖化が進んでいる現状を分析した。「地球温暖化の影響で水面上昇が起きたりや氷河が溶けたりする」ことは良いのか 、悪いのか、という根本の事象から考え直し、将来のことを常に考えて行動しなければと感じた。
  (水曜日の夜、急に水道の水が出なくなった。水を大切に使わないといけないとも再認識) (岩本)
毎日の授業が充実して、メキシコに来て本当に良かったと思う。外国語はスペイン語と英語が毎日あって、自分の語学力の向上には大変有意義だし、三ヶ月で続けていけば、かなりのレベルになると思うので、これからも精一杯頑張っていきたいと思う。
 (Batu) 
ついに来週からField-work が始まります。今週もたっぷりとレポートが出て、日々課題に追われる毎日ですが、毎日朝から晩までみっちりと勉強することで、日本にいては経験できない みっちりと鍛えられています。ただ、もうちょっとフリーな時間があるとうれしいです。とにかく今は、楽しみながら、多くの知識を吸収していこうと思いま す。Let’s try ★ (山の)

   以上、第2週を終えて、週末に学生たちが書いたコメントです。
 第3週からはいよいよ、フィールドワークを中心とした実習が始まります。今後も学生のコメントを逐次掲載していきます。