モンゴルにて北東アジア地域大学教授協議会に参加

おしらせ
公開日: 2009/07/21

2009/7/21 モンゴルにて北東アジア地域大学教授協議会に参加

平成21年7月21日、モンゴル・ウランバートルで開催された北東アジア地域大学教授協議会に鳥取大学が参加した。
北東アジア地域大学教授協議会は、鳥取県と交流のある韓国・江原道、中国・吉林省、ロシア沿海地方、モンゴル中央県の5地域の知事らが各地域の現状や活性 化について協議する北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットにおける合意に基づき、2007年10月に鳥取市において結成が宣言された。現在、各地 域から12大学が参加している。
今回は、モンゴル・ウランバートル市立商業貿易大学が議長大学をつとめ、各地域の大学が集まり、鳥取大学からも研究発表を行う研究者等10名が参加した。
 大学教授協議会は、結成宣言の中で、「1.環境と資源、2.観光と交流、3.経済と政治、4.歴史と文化、5.教育と人材育成」の5領域を重点研究領域 として設定し、そのもとで行われる多様な研究教育での協力を支援し、推進するとされており、今回の協議会でも、各大学から27名の研究者が各領域を中心と したテーマで研究発表を行い、今後の共同研究の推進、協力関係の強化に向けて有意義な交流の場となった。
 また、23日に同地で開催された第14回北東アジア地域国際交流・協力地方政府サミットにも参加し、地方政府団との連携を図り、一層の協力関係の強化を確認し合った。
 大学教授協議会は、地方政府間の交流が結成のきっかけとなった特徴ある連携であり、今後、ウエブサイトの構築や、研究テーマリストの作成を実施するなどして、より具体的、実行的な活動を推進し、北東アジア地域の平和と発展に寄与していくことを目指している。
 なお、次回は来年度韓国江原道で開催することが決定した。
 

協議会の様子 参加者集合写真