デービス滞在記第5回

【ホームスティの様子】

時が経つのはとても早いと改めて感じさせられた一ヶ月となりました。初めてのアメリカ、初めてのホームスティでとても緊張して、探り合いのぎこちない会話だったのは最初だけで、すぐに慣れ、気がつけば本当のマザーのように接していました。マザーは明るく、陽気な性格でとても喋りやすかったです。

毎晩夕食後に作ったサンドイッチ、毎朝淹れたコーヒー、毎週金曜日のピザパーティー、帰りが遅くなると悲しい顔をするマザー、週末のバーベキュー、何の疑いもなく当たり前のようにしていることも、いずれ終わりがやってくる。そう考えると最後の日は感慨深くなりました。別れのときには、これまでのことを思い出し、こみ上げてくるものが・・・。最初は門限が早いことに少し不満を抱いていたけど、毎晩マザーと食事をし、取り留めのない会話を繰り広げた日常が今となっては素敵な思い出です。とても貴重な経験ができた毎日を決して忘れはしません。Thanks!!                                  (農学部 3年 R.Y)

最後の日にマザー&ルームメイトと一緒に撮った写真

 

 

【デービス最終日】

デービス滞在の一ヶ月もあっという間に過ぎ、とうとうアメリカを去ってしまいました。私のクラスは全員日本人でしたが、その分団結力もあり、英語ではなかなか表現できないような話もすることができました。出発の1日前には卒業式があり、クラスごとで合唱やスピーチなどを行い、私のクラスでは曲に合わせてDavisラップソングを作り、Hip Hopダンスを披露しました。先生から君たちのクラスはラップをするしかないと指名され、練習した授業時間は私の大切な思い出です。卒業式では卒業証書と成績証を授与され、最後に私たちの発表・・・。会場も盛り上がり、最高の締めくくりとなりました。その後、夜には学校内のプール会場でプールパーティーが開かれ、警官たちが見守る中、ピザ、スイミング、ダンスを楽しみました。別れは寂しいものではありましたが、デービスで過ごした一ヶ月、短期間でかけがえのない生涯の家族と友達に出会え、幸せをかみしめ、美しく輝いた一日でした。           (農学部 3年 H.H)

プールパーティー会場の様子