The La Paz Times~ラパス便り~第6回

The La Paz Times

No.6
From 09/10/2010 to 15/10/2010

 

  第6週目に入りました!10月も半ばにさしかかり、そよそよと心地よい風が吹いています。教育センター永松准教授による新しいフィールドワーク4「産業開発調査Ⅱ(観光・社会)・開発経済演習」がスタートしました。

 

 

1限目

9:00~10:30

2限目

10:40~12:10

3限目

13:10~14:40

4限目

14:50~16:20

5限目

16:30~18:00

10月 11日(月)

フィールドワーク3(農学部 日置教授)

生態環境実習「コルテス海の自然保護区とエコツーリズム」

10月 12日(火)

スペイン語⑮

スペイン語⑯

日墨文化比較④

中南米社会経済事情⑤

乾燥地科学

概論⑤

10月 13日(水)

フィールドワーク4(教育センター 永松准教授)

産業開発調査Ⅱ(観光・社会)「開発経済演習」

10月 14日(木)

スペイン語⑰

国際コミュニケーション論⑤

日墨文化比較⑤

中南米社会経済事情⑥

 

10月 15日(金)

フィールドワーク4(教育センター 永松准教授)

産業開発調査Ⅱ(観光・社会)「開発経済演習」

 

 第6週目が終わりました。早くも折り返し地点を通過し後半戦に突入しました。月曜日に先週のフィールドワークのまとめのプレゼンテーションが終了し、新たに永松先生のご指導の下、4つ目のフィールドワークが始まっています。

今回のフィールドワークのサブタイトルは「乾燥地における持続的観光開発と環境」。私たちが暮らしているラパスは観光地として、数年前からめざましい開発が行われています。このような開発が行われていることに関して、開発事業者、観光客、地域住民の評価はそれぞれどのようなものなのかを調査・分析しようというのが今回のフィールドワークの内容です。

 火、木曜日に通常授業を行い、水、金、土曜日を使ってフィールドワークを行いました。 水曜日には観光省(Secretario de Turismo)の南バハカリフォルニア州支部を訪問しました。支部長自ら、南バハカリフォルニア州の観光概要と、ロスカボスやトドサントスといった南バハカリフォルニア州にある観光地についての話を聞くことができました。

 そして金曜日に、ラパス市郊外のCosta Bajaというリゾート開発地域、土曜日に、ラパスセントロ(中心地)から見渡せる砂州エリアの開発事業者Paraiso del Marを訪れました。開発事業を行うことで地域経済に対する効果や、環境、地域住民に与える影響についての概要説明を聞き、開発状況を観察してきました。2社ともゴルフ場があり、いかにも旅行客用のリゾート地といった感じでした。都市排水をリサイクルしていることや、開発に邪魔な植物を殺さず他の場所に植え替えていることなど、環境に配慮していることは理解できました。ただ個人的な意見を言うと、環境や地域住民には悪影響は全くないと言っているのが正直すごい言い訳がましく感じました。まぁ確かに考えてみれば自分の会社を悪く言うはずもないのですが…。この2日間は開発事業者訪問後に地域住民や観光客にアンケート調査も行いました。開発事業者の言い分と地域住民の実際の意見を比較することにこのフィールドワークの面白みを感じます。(糟谷)

 

 

 

 
☆メキシコについて☆

 

 オラオラ~☆今回は私、金剛が、メキシコの「愛」について語りたいと思います。メキシコで「愛」の見解が誕生したのは、19世紀のローマ主義の時代にさかのぼるといわれています。そのとき、ヨーロッパの芸術家によって「愛は、死より強く永遠の力を持つ」とされ、それゆえにメキシコでは、「愛」は純潔と気持ちの高まりを示すといわれています。 
そこで、まずメキシコの家族愛について述べます。メキシコは家族同士の結びつきが密接で、日本の亭主関白とは逆で、母親が家族の中心にいるといわれています。家族において最も重要な記念日も、やはりここでは日本と同様に「父の日」より「母の日」だそうです。母の日は毎年5月10日で、この日には家族から感謝の気持ちが示され、母親は働かず、さまざまな贈り物を得るそうです。また、メキシコでのあいさつの仕方についてみなさんご存じだと思いますが、家族間では子どもたちは母親と父親に対して「おはよう」の時も「おやすみ」の時も頬にbeso(キス)をします。しかし、男の子は10~12歳になると父親にbesoをしなくなるようです。メキシコの兄弟や姉妹の間には、親密な関係があり、部屋も共有して使う場合が多いようです。しかし、彼らの間ではbesoをする習慣はないようです。 
次に、恋人同士の愛について述べます。恋人同士の愛情表現は、無論日本と異なりオープンで、公共の場であってもイチャイチャしている姿を目にするので、私たち日本人はいつも目を丸くしてしまいます。メキシコでは、小学校の時から性教育が発達していて、政府によるエイズなどの予防が徹底しています。中学生のころから、男の子や女の子は特別なパートナーを見つけることを熱望しているようです。メキシコでは、このグローバリゼーションの中でもいまだにラブレターの文化が根付いて、私たちのamigo(男の友達)たちも財布にもらったラブレターや、渡せなかったラブレターを入れていました。しかし残念なことに特に意味はないそうです。 
 そんなこんなで今週はメキシコでの「愛」について語りましたが、日本と比べてみるとどうでしょうか。家族や恋人との、愛情表現というものはその国の文化に根ざしていて、決して甲乙つけられるものではありません。今一度、あなたがかかわっている人との関係を見直し、時にはメキシコのような率直な愛情表現をしてみるのも面白いかもしれませんね。

 

↑マレコン沿いの橋にある柱。恋人たちが彼らの絆をより強いものと認識するために二人の名前を書きチェーンに錠をつけている。(別れたらはずして海に投げ捨てるそう。。。)

↑観光についてのフィールドワークにて仲良くアンケートに答えてくれたメキシコ人カップル。

 

 

 

 


・・・コラム・・・

秋の紅葉も深まることのないメキシコですが、早いものでもう10月中旬、3カ月の研修も半分が過ぎました。残された時間が残り少なくなってきて焦る半面、日本の友人や家族が恋しくなっている研修生も目立つようになってきました。

さて、今回のコラムはメキシコの飲み物についてです。 
この国では小学校の運動場など、多くの施設の建設に企業が関わっているらしく、ラパス市内を移動していると、いたる所でTECATE、MODERO、Coca Colaなどの文字を見かけます。TECATEとMODEROはメキシコでよく飲まれているビールのことですが、今回は皆さんもご存じのコーラについて書いていきたいと思います。 
メキシコでの生活が始まって以来、ドミトリーで出たゴミは清掃のおばさんが捨ておいてくれるので、普段からきれいな環境で生活をさせていただいています。しかし、ある時購入したコーラの空きビン(写真左)だけは持って帰ってもらえません。最初は忘れたのかと思いましたが、いくら目立つ所に置いても持って帰ってもらえません。これはきっと何か理由があると思い、よくドミトリーを訪れてくれる現地の学生に聞いてみたところ、ビンコーラを売っているお店に行ってビンを出すと、ビン代が返ってくることがわかりました。それだけでなくそのまま次のビンコーラを購入すると、ビン代がかからないのでとても安い値段で次のコーラを購入することができます。値段を比較してみると、最寄りのコンビニエンスストアの値段だと右のペットボトルコーラは9ペソ、ビンコーラは6ペソです。現在の日本円とメキシコペソのレートは1ペソ約6,5円なので、ビンコーラ1本は約39円ということになります。また、ビンを販売店に持ち込むことで確実に空きビンの回収が出来る点でビンコーラの方が環境にも優しいのではないかと思います。今後ラパスに来られる方にはぜひビンコーラを買ってみてください。(上谷)