今日はUABCSにて久しぶりの5時間授業。1限目はいつも通りスペイン語。2時間目の国際コミュニケーションの授業ではWeddingについて日本とメキシコの違いや、自分の理想について現地学生と意見交換をしました。3限目の講義は中南米社会経済事情、4限目は日墨比較文化、そして5時間目は、私たちが現地学生に日本の地域文化を紹介する授業で、一日を通して日墨の文化の違いを学んだ日でした。
特に5限目の授業では、今回は、日本の伝統的なおもちゃ(けん玉、こま、お手玉)についてプレゼンを行いました。メキシコ人学生は日本の伝統的なおもちゃに非常に興味を持ったようで、難しいと言いながらも挑戦し続け、成功すると大喜びでした。また、メキシコにもけん玉に似たおもちゃがあり、私たち日本人学生もそちらに挑戦してみました。お互いの国の文化を紹介しあうことでさらに交流を深めることができ、充実した一日でした。(岩城) (メキシコ人学生に遊び方をレクチャー →)
(B班)
今週B班は赤尾先生によるラパスの水質調査の実習が始まりました。調査地はCIBNORの農業用井戸水、CIBNOR近くのセンテナリオという村の農業用井戸水、そして水道水を調査しました。
pHや塩素の含有量、一般細菌など少し難しい内容でしたが、ラパスの水事情をデータという形で理解することができました。しかし、少しデータ収集に失敗した箇所があり、実験手順の難しさや器具を清潔に保つ難しさを考えるよい機会となりました。今週金曜日にはラパスの水資源の見学があるので、日本とメキシコとの水事情の違いなど比べることができるのでとても楽しみです!(田中ま)
(CIBNOR敷地内の井戸で水のサンプリング。そのままでは塩分が強いのでろ過をしたものを農業用水として使用していることを教えてもらいました→)
今日は朝7時からラパスの水資源を支えるel novilloという水源地、およびラパス市内の風力発電の実情調査に関するショートツアーに行きました。el novilloというこの地域は南バハカリフォルニア州において降水量が多く、工業用水、農業用水、さらに生活用水までのすべてを支えるとても重要な地帯です。
植生も豊かで乾燥地とは思えないほどの緑に囲まれ、日本の山々を思い出すような雄大な景色を堪能しました。しかし、この地域に降る雨も日本に比べると降水量は少なく、また一度に降るためほとんど地中に蓄えられることなく海に流れ出てしまうとの話を聞き、同時に水の大切さにあらためて気付かされました。今後はますます節水を心がけ、この大切な水資源を枯渇させないように維持していかなければならないと考えさせられました。(中田)
←風力発電装置の見学。ラパス市内では所々、個人の家やお店にこのような風車による発電装置が見られます
今週も一人の学生が誕生日を迎え、週末、宿舎では鳥取大学の先生方、UABCSの先生、メキシコ人の友達と一緒に盛大な誕生日会が開催されました!ダンスを教えてもらったり、日本語を学んでいる現地の学生と日本の早口言葉を競争したりして、夜が更けていきました・・・。