◆◆◆ メキシコ海外実践教育カリキュラム 第1週 ◆◆◆ -> |
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第1週 (出発~9月14日) 派遣される20人の学生は、鳥取での事前授業のために顔はお互いに知っているものの、知り合ってからまだ日が浅く、鳥取からメキシコまでの旅路ではコミュニケーションを取ることに四苦八苦していた様子でした。成田空港では、数人が間違ったところに行ってしまい、一時的に分裂して、あせる状況も見られました。 ロサンゼルスでは、たくさんの自由時間があり、それぞれがどこへ行くかを計画して、グループで動き、目的に向かって行動していました。海外での行動ということもあって、歩きながら町の景観の違いに興味を示していました。そして、この時から20人の個性が発揮されてきたように思います。グループの統率を取る者、果敢に外国人に話しかけて道を聞いている者、道順などを頭に入れて先のことを考えながら行動している者、などなど、海外という異国の地で一人一人が良い緊張感を持ち、個性が見える瞬間でした。 これから三ヶ月そのような環境におかれることによって、彼らがどう成長するか楽しみです。 ラパスにはお昼ごろに着き、三ヶ月間お世話になる宿舎に着いたのは2時ごろでした。
この日の天候は雨。乾燥地であるラパスにとってこの天気は稀であり、町は洪水のように水であふれていました。
学生達は多少面食らった様子で訪問初日の雨を残念がっているようでした。 しかし、あるメキシコ人は私達に開口一番、 「雨というお土産を持ってきてくれてありがとう」。 そう、乾燥地メキシコ・ラパスにとっては恵みの雨だったのです。 現地時間 9月11日
セントロに循環バス(ぺセロ)を使って出かけていく人もあり、買い物をしたり、そこでタコスを食べようとしていまた。が、初めてのスペイン語はなかなか通じず、注文するということが困難でした。そんな中、がんばって注文したタコスを口に頬張り、タコスの辛さと意思疎通がとれた喜びをかみ締めているようでした。
宿舎では、警備員さんとコミュニケーションを取っている姿も見られて、スペイン語や文化を教えてもらっているようでした。また、逆に日本語を警備員さんに教えている学生も見られ、次の日には、警備員さんに「おはよう」と挨拶された学生もいたとのこと。 zちょうどこの日、UABCS(南バハカリフォルニア大学)が今年度の派遣学生のために歓迎会を開いてくれるということで、UABCSを経由するぺセロに乗り込んでいました。 ぺセロへの乗り方、降り方などを不安な顔持ちで必死に実践していました。 大学側からの挨拶のあと、ラテン音楽の演奏を聴きながらの食事会と、メキシコの様々な州における伝統的なダンスを披露してもらい、学生たちもメキシコという地に来たということを改めて実感したようだった。 この歓迎会には、日本人や日本語に興味のあるメキシコ学生も参加しており、英語と片言の日本語で日本学生を温かく迎えてくれました。また、英語とスペイン語の先生も参加していました
現地時間 9月12日
現地時間9月13,14日
学生達は昨日の夜更けまでのフィエスタにも関わらず、朝から活動しているようでした。 宿舎に残ってレポートをする人やセントロに繰り出す人など、少人数でのグループ活動が見られるようになりました。 そして、部屋同士での呼びかけも頻繁になり、20人の学生達自信も親交を深めつつあるように感じました。中には早朝決めた時間に起きて、共にスペイン語の勉強の時間を設けて切磋琢磨をしている学生もみられました。
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