The 11th week in La Paz(第11週)

 

 

◆◆The 11th week in La Paz(第11週)◆◆

 

第11週(11月25日~12月1日)


 こちらラパスは普段は毎日晴天ですが、今週は大変珍しく雨天が2日続きました。道路に大きな水たまりが出来て川の様になったり、スーパーマーケット等の店舗で雨漏りが起こったりと、ちょっとした台風の様でした。
  先週末は学生の1人が誕生日を迎え、恒例の誕生日会が催されました。男子学生たちで、Backstreet Boys「I Want It That Way 」をベースに替え歌を歌って本人へ贈りました。ものまね、コントも交え、楽しい時をすごした様です。

 

珍しく雨が降りました ♪Tell me why~?♪

 

 

ろうそく吹き消して!(左が誕生日を迎えた学生) おめでとう!

 

   さて、第11週目は講義に加え、農学部の西原先生と衣笠先生による実習がスタートしました。この実習では、ある植物が他の植物に与えている影響「アレロパ シー」について、また、ある区画内でどのような植物がどのように生育しているかについて、5つのグループに分かれて調査実習します。
 
   11月28日(水)はUABCS経済学科教員、Antonina Ivanova氏、Alba Gamez氏による、「世界の高等教育と社会事情」および「国際理解」に関する講義が行われました。学生達は各国の教育、社会の現状や、文化の違い等について学びました。

 

授業の様子① 授業の様子②

 

  11月26日(月)にはCIBNOR内サボテンフィールドで、27日(火)にはラパス近郊のロ スプラネス付近のフィールド(やや高地)で、グループごとに興味のある区画を選び、それぞれ調査しました。学生達は採取した植物の学名を図書館で調べ、更 にCIBNORの植物専門技官、ホセ・ファン氏やライムンド氏、ミゲル氏から学名と各種情報について教えていただきました。彼らは植物の一部を見ただけで その植物の学名、おおまかな採取地も的確に言い当てることができ、学生たちは尊敬のまなざしで彼らに教わっていました。

 29日(木)には試料の検定のため、採取した試料を専用の容器に寒天と共に封入し、レタスの種を蒔きました。試料にアレロパシーがあればレタスの生育に影響があるはずであり、どの植物にアレロパシーがあるのでしょうか?来週の結果を待ちます。


オリエンテーション CIBNORサボテンフィールド

CIBNOR図書館で植物同定 ロスプラネス付近のフィールド(やや高地)

 

植物名を教えていただき、再確認 試料の検定

 

 30日(金)はINIFAP(メキシコ国立農牧林業研究所)の実験展示圃場を見学し、南バハカリフォルニアにおける植生について 学び、そこで保護し、育てている絶滅危惧の希少なサボテンを見せていただきました。学生たちは、南バハカリフォルニアでも開発に伴い多くの植物が数を減ら していること、その対策についても色々と興味を持って話を聞いていました。

 

サボテンの種類について ジオラマを見て、植生について学ぶ

 

 

絶滅危惧のサボテン①(地を這って生長します) 絶滅危惧のサボテン②

~ミニアルバム~

 

サボテンの実 ワジでキャッチボール

 

 

パロ・ベルデ(Palo Verde)幹も全て緑の木 実習にご協力いただいたマルガリート氏と

 

 

ジャンプ! ワジの様子(稀に水が流れます)

 




~参加学生からの生の声 ~
(今回は学生宿舎の8号室の学生)

En Vivo Estamos En La Paz !!
 ~Habitacion No 8

  こちらもだいぶ涼しくなってきました。朝と夜は長袖がないと厳しいです。寒さと共に日本へ帰る時が迫ってきているのを感じます。残り1ヶ月をきってしまいましたが、最後まで気を抜かず、充実した日々を送って笑顔で日本に戻りたいと思います。(陰山 真悠)
  20人のメンバーでの共同生活を始めて3ヶ月弱。本当に様々なことがありました。みんな私の大切な友達です。一生付き合って行けたらいいなと、心から思っています。(澤田本子)

 以上、第11週目を終えて、週末にかけて学生が書いたコメントです。

 では、今回はこの辺で・・・。 !Hasta luego!!